「夜間低血糖」については解らない事が多いようです、
読者がお持ちの、その様々な疑問点の解消のために、
症状の出かた・発症の原因・予防の方法 等々を整理しました。
「夜間低血糖」の症状としては、個人差こそありますが、
動悸・冷感・悪寒などの「気持ち悪さ」を感じてしまい、
目が覚めることが多いようです。
◆◇ 夜間低血糖の、症状・発症原因・予防方法・・・
冒頭では、「夜間低血糖」の症状は、個人差がありますが、
「気持ちの悪さ(動悸・冷感・悪寒など)」を感じて、
目が覚めることが多いと言いました。
「夜間低血糖」については、意外に解らない事が多いようです。
その解らない疑問点について、その疑問解消のために、
「夜間低血糖」の、症状・発症原因・予防方法を纏めてみました。
どうぞご参考にして頂ければうれしいです。
活動しない就寝中(夜間)の人間の身体は、
もともとは血糖値が上がらない仕組みを持っているものですが、
糖尿病患者で、インスリン注射を打っている方は、
健常者に比べて、血糖のコントロールが不安定であるために、
夜間(就寝中)には、低血糖が起こりやす区なります。
50~60mg/dlを下回るような、低血糖が起こった場合は、
通常は目を覚ましますので、低血糖に対する適切な対応を、
とることが出来易いです。
然し、60~70mg/dl程度の緩やかな、低血糖症状の場合は、
目が覚めないことがあります。
そのような低血糖を繰り返し続けていると、
「無自覚性低血糖」に移行し易くなり、
また、低血糖のリバウンドと言える、ソモジー効果を惹き起こし、
翌朝(起床直前の時間帯)には、高血糖の原因にり易いので、
余程の注意が必要であります。
◆◇ 夜間低血糖の症状は個人差があるのですが?
前項でも説明しました様に、
「夜間低血糖」の症状には、個人差がありますが、
動悸・冷感・悪寒などで、気持ち悪るくななってしまい、
眠れずに、目が覚めることが多いです。
但し、急激に血糖値が下がった場合などでは、
本人は目が覚めずに、寝ていて気がつかないこともあります。
家族などの近くにいる人が、
「汗をかいてうなされる」、
「寝ぼけて変なことを言っている」など、
普段と違う様子に、気づかれる場合もあります。
そんな時には、本人が起きられる場合は糖質を摂ってもらい、
もし、自発的に摂れない場合は、
用意があればグルカゴン注射をしてください。
朦朧としている様な意識の場合には、
無理に飲ませると、誤嚥を起こすことがありますので、
改善傾向がなければ、速やかに救急車を呼んで、
掛かりつけの医療機関へ搬送をお願いすることです。
「夜間低血糖」を予測する手立ても、必要であります。
予測のためには、生活の様子と血糖値の繋がりを知る必要があり、
毎日のデーターを記録しておくと大変役に立ちます。
毎日記録する内容としましては、
①その日の、生活を振り返ること。
②寝る前の、血糖自己測定を行うこと。
の僅か2点です、簡単ですね。
この日記を書く続けることが重要な資料となります。
「無自覚性低血糖」については、
こちらを、ご参考にされてください。
http://www.byoukiness.com/mujikaku/