側弯症は、大きく「構築性側湾症」「機能性側湾症」の2種類に分けられます。

「構築性側湾症」とは、構造的な側湾で椎体や椎間板が、くさび型に変形したり、筋肉が時間がたって、短縮したりしてしまった状態を指します。
学童期側湾症、思春期側湾の進行することにより、長期間の圧迫でくさび形に、
変形してしまった椎体は、現在の医療では治すことはできません。
変形が進まないうちの治療が望まれます。

「機能性側湾症」とは、社会生活の中で、疲労・癖・姿勢 等の生活習慣から来る
ものが多く、運動不足からくる筋肉の弱体なども、原因になることがあります。

多くの場合「構築性側湾」と「機能性側湾」の混合型が多く「構築性」であっても「機能性」の部分を治療することで、コブ角が半分以下になることも可能です。

ここは、側湾症と筋肉との関係について、詳しく説明しています。

 

 
★★ 側湾症に係る筋肉「脊柱起立筋」。

「脊柱起立筋」という名前は聞いた事はあっても、背中の筋肉という事だけで、
どのような筋肉かは、あまり意識した事はないものと思います。
ここでは、「脊柱起立筋」とはどんな筋肉でどのような状態かを説明しています。

「脊柱起立筋」とは、背骨の両側についている筋肉群のことで、「脊柱起立筋」
という独立した筋肉はありません、背骨の屈曲・伸展・回旋に関与しており、その
なかでも回旋を伴う「回旋筋」「多裂筋」の影響は、強いと思われます。

「脊柱起立筋」は、骨盤から頭蓋骨まで、および体幹の動きや維持に大きく関わり
浅層から深層まで、固有背筋として多くの種類が有ります。

 

 
★★ 湾曲に係る、大きな筋肉について。

背部にある「僧帽筋」「広背筋」、胸部にある「大胸筋」、これら大きな筋肉は
密接に関係しあっており、筋肉が長期間収縮した時などに、付着部である棘突起を
少しずつ変形させているとしています。

廃部の大きな3つの筋肉の、機能については次の通りです。

・僧帽筋・・肩甲骨を、挙上・内転・、回旋させ、三角筋の働きを補助し肩甲骨を
安定させ、肩の凝りや首の凝りにかかわっております。
・広背筋・・肩関節を、内旋・内転・伸展、をさせる強力な筋肉です。
・大胸筋・・肩関節を、屈曲・内旋させて、前鋸筋が肩甲骨を外転させるのを補助
します。投球やテニスのサーブの時に使われます。

 

 

★★ 側弯症に関わる、腹部の筋肉

「腹筋」は、骨盤と下部肋骨をつなぐ筋肉として、側湾に影響を与えています、
その為には、腹筋の拘縮を取り除き、より強化することが必要です。
また、腹筋は生活全般にかかわる大事な筋肉でもあるのです。

腹部に存在する大きな筋肉「外腹斜筋、「内腹斜筋」「腹横筋」「腹直筋」は、
網の目のように腹部で重なり合い、筋肉の帯を作り内臓を守って、体幹の動きを
補助しています。
それに、「大腰筋」「腸骨筋」とも密接に繋がり骨盤の安定性にも貢献してます。

背中12(ヨガ) ★★ 側弯症には、多くの筋肉が関わっている

 

 

★★ 側弯症に関わる、骨盤の筋肉

骨盤とは、後ろに2つの仙腸関節、前には恥骨結合で結合された2つの寛骨で
できた、腹部と骨盤の臓器の容器であって、それらの臓器を保護するものです。

側湾症患者のほとんどの方は、骨盤の捻じれ(回旋)を持っております。

通常は、骨盤を守るはずの筋肉が拘縮や短縮を起こすと、骨盤が歪み側湾にも影響を及ぼします。
骨盤の後ろ側の外骨盤筋群には、殿筋と外旋筋が有り、骨盤内の筋肉や骨盤底筋と共に、骨盤の安定性と大腿骨と繋がる、身体の動きに大きく関与しています

外旋六筋とは、股関節を外旋させる時に使う筋肉です。
野球でキャッチボールやバットを振るとき 等の回旋時に使い、さらにはこれらの
筋肉は、股関節の外転・内旋・外旋に係ることで、O脚・X脚にも大きく係って
いますので骨盤の矯正はとても大切なことになります。