腰をひねたりすると、背骨が鳴ることがあり、これが何となく、気分がすっきりした様に感じるものです。

体の骨と骨の間には、関節液(いわゆる潤滑油の様なもの)が満たされています。
この関節液は、腰をひねったりする様な、外圧がかかると、内圧が低くなるという状況を作ります。

関節液内で溶解している気体は、内圧が低くなると、気泡となって現れ、そして短時間で破裂する現象が起こります、この時の破裂音が骨に反響して、ポキポキという音に鳴るのです。

また一方、この破裂現象が、骨を削るという作用にもなっているのです。
この破裂現象からくる衝撃は、1トン/cmとも言われており、背骨が鳴るというのは、これほどの衝撃を背骨に与えているのです。

ここでは、背骨の間接がポキポキ鳴る、原因と弊害について、纏めてみましたので、以下に紹介します。

 

■□ 背骨の重要性を知ろう。

背骨は身体を支える大黒柱であると同時に、脳からの四肢への電気信号を伝える、脊髄を守っている重要な骨です。

この様な重要な役割を持つため、背骨の曲がりや衝撃というのは、後々に障害を引き起こすリスクを持っていると言えます。

背骨を中心とした、確りとした姿勢と適度な運動が、健康的に過ごすためには、必要不可欠なのだろうと思います。
従って、不用意に関節を鳴らす「癖」が有る人は、身体の他のの関節をも鳴らすことも多く、これからは十分注意していただきたいと考えます。

 

■□ 背骨や首の関節が鳴るのは、「気泡消失音」です。 

関節や骨・腱が、「ギターの弦をはじいた様に鳴る」と言われておりますが、この言い方は間違いです。

関節の動きを、レントゲン連続写真で見ると、音が鳴った瞬間に、関節内に一瞬ですが、黒い気体が発生し消失するのが解ります。

関節というところは、関節包という袋に覆われ、骨と骨のわずかな隙間の関節腔内に、潤滑油の役割をする関節液を満たしております、この関節を急に引っ張たり、曲げたりすることで、関節内に陰圧を起こり真空状態となります、この時に関節液が気化て、それがはじけて消失するときに、音を発生する仕組みです。

例えば、注射器に水を入れ、口を押さえ強く引くと、真空となりそれを放すと、スポンと音がする、この様な原理です。
この音が、周囲の軟骨・骨・関節包・腱に反響して「ポキボキ」という音になるのです。いわゆる「気泡消失音」なのです。

 

■□ 背骨が鳴ることの弊害について

先に書きましたが、関節液内の気泡の衝撃は背骨に、深刻なダメージを与えてしまう可能性があります。
指の骨を鳴らす人も数多く見かけますが、この骨鳴らしは継続的に繰り返すと、関節を太くし、曲がりに指にしてしまうこともありますので、注意が必要です。。

同様に、背骨から音が鳴ることで、背骨やその周辺の神経にダメージを与えてしまいます。
背骨には、脊髄という身体の神経の束が入っています、この部分の損傷は、麻痺や歩行障害などの致命的な障害に至ることもあります。

継続的に背骨(特に頸椎))を鳴らすことを習慣化しているならば、今直ぐに止めたるべきですし、将来的に障害を引き起こす危険性がありすぎます。
■□ 背骨を鳴らす前に、ストレッチをお薦め

気分転換と思いながら、背骨を鳴らすことを、やっているようであれば、その代わりに、ストレッチによる運動を、行うことを推薦します。

この、ストレッチによる運動は、背骨を含む、身体のあらゆる関節の、屈曲予防や筋肉の凝りをほぐす効果が期待できます。
少し疲れたなと思ったら、是非実践してみてみてください、気分転換にも、背骨を鳴らすよりは、身体には良いはずです。