※ ここでは、自宅でできるリンパ浮腫のマッサージ機について説明をします。

まずは、■リンパ浮腫という疾患について

全身に網羅されたリンパ管を流れるリンパ液が、なんらかの原因で流れが滞り四肢に溜まった状態を言います。
このリンパ浮腫という病気は、発症してしまうと完治することはほとんどありませんから、一生つきあって行くという厄介な病気といえます。

次ぎに、■リンパ浮腫の症状について
この病気の特徴は、一般的に痛みを伴わないことが多く、ゆっくりと症状は進行しますので、自覚症状があまりないまま気付かずにいることがよくあります。
リンパ浮腫は症状を放置しておいても自然に治ることがない病気です。

そして、■リンパ浮腫の治療マサージ・外科的手術にあたっての注意点を書きます。
リンパ浮腫の治療には、個々の症状に応じて、リンパ浮腫の専門的診療施設を受診し、専門的な運動を組み合わせた治療を受けることです。

「保険診療」の治療ほかに、病院独自の「自由診療」(保険外診療)を行っている場合もありますので、病院と納得のいくまで相談することをお勧めします。

 

※ 自分で毎日行う行う自宅でのマサージです。

【運 動】筋肉の運動でリンパ管へ外部から圧力を掛け、リンパ液を心臓に戻るサポートをする方法です。毎日の運動が大切です。

【弾性着衣】弾力性のあるストッキングやソックスでの圧迫方法です。悪化予防や改善に向けるためには大変大切な方法です。

【マッサージ機】空気圧を利用した、リンパ誘導マッサージの補助的な方法で『波動型マッサージ機』を使用するマッサージです。

毎日のマッサージや専門医療機関でのケアには時間と金ががかかります、そんな時に空気圧でできる『波動型マッサージ機』がおすすめなのです。

※ 機械である以上、使用時に気を付ける点があります。

●使用する前と後には 正常なリンパ筋と胸や腹部を手を使ってリンパ誘導マッサージを行うことが大切です。
●朝・昼・夜の1日3回、各2~30分が目安です。
●コリをほぐすのではありませんので、皮膚に弱い力がかかる程度の圧力が調度よいのです。
●改善が見られない・むくみが悪化した・痛みが増した 場合はは使用を直ぐに辞めてやめてすぐに専門医師に相談しましょう

※ リンパ浮腫の治療マサージは、『医療リンパドレナージセラピスト』と呼ばれる資格の持つ施術師が常駐する医療機関に行かれることをお勧めします。

『医療リンパドレナージセラピスト』とは、医師の診断および指示に基づき、患者さんやご家族への生活指導、リンパ浮腫保存的治療法である「複合的理学療法」により、治療を行う施術者のことです。

「リンパドレナージ」の考え方は、いわゆる肩や腰の凝りをとるための「マッサージ」とは本質的に異なり、リンパ浮腫における「マッサージ」は優しく皮膚をさするように行うもので、「リンパドレナージ」として区別して呼称しております。ドレナージとは「排液」という意味で、むくみとなるリンパの液を皮下から排液すると言う意味です。

自分自身で身体を動かすことは、生活の中でできるマッサージとも言えますが、リンパドレナージは足または手の先端から中心部(心臓)に向けてマッサージを行います。

二次性リンパ浮腫は、腋の下または鼡径部のリンパ節を切除しており、これらの部分のリンパ液の流れが悪いことが根本的原因ですので、これらの周辺部分のリンパ液の流れを良くすることで当然全体のリンパ液の流れは良くなります。

※ リンパ浮腫にならないための予防策としては

①むくみの有無を日頃観察し、むくみの早期発見を心掛ける。
②炎症を予防するためにスキンケアを行う。(皮膚の清潔を保つ・皮膚の乾燥を防ぐ・皮膚を傷付けない)