※ リンパ浮腫かなと思った場合、その診断と治療はどの病院に行けば良いかと思案される場合があると思います。

まず、リンパ浮腫むくみがあることが前提となりますが、病院に行く前にリンパ浮腫とはどういう病気かをまず知っておく必要がありますので、簡単に説明をします。

①リンパ浮腫とは何ですか?   リンパの流れが障害されて、臓器や組織の細胞の隙間にタンパク質の多い水分が貯留した状態を言います。

②リンパ浮腫、その症状は?   この病気の特徴は、一般的に痛みを伴わないことが多く、症状はゆっくりと進行しまするので、自覚症状があまりなく気が付かずにいることがよくあります。

③リンパ浮腫になる原因は?   リンパ節やリンパ管の発育不全・圧迫・狭窄・閉塞などが原因の『原発性リンパ浮腫』・癌治療による後遺症(乳癌・子宮癌・前立腺癌 等のリンパ節郭清後や放射線照射後に静脈疾患によって起る)の一つといわれるのが『続発性リンパ浮腫』の原因です。

 

※ リンパ浮腫の治療法についても簡単に説明します。

①むくみに気付いたときには、放置せず直ぐに担当医を受診すること。
リンパ浮腫の専門的な知識や技術を持つ医師の助言をえて、自分の症状に合った治療を行います。

②リンパ浮腫を発症した場合は、むくみを改善し、むくみの重症化を防ぐこと。
日常生活上では、スキンケアを行うことが自己管理の中心となります。

これらのリンパ浮腫についての知識を、ある程度持ったうえで病院に行かれた方が、医師の問診などの返事には役に立つものと思われます。
但し、患者さん自身の勝手な判断や先入観は厳禁ですので、あくまでも知識としての情報です。

※ それでは、リンパ浮腫の治療に適した病院は?についてです。

リンパ浮腫外来のある、リンパ浮腫の研修修了者のいる病院で治療を受けることが一番と考えます。このような病院はインターネットをお使いの皆さんであれば簡単に検索できると思います。

『リンパ浮腫・外来』と入力することで、簡単に見つかりますが、近くにないばあいもありますので、突然その病院に行く前にかかり付けのの医院で相談するのが良いでしょう。

リンパ浮腫の治療には、「保険診療」の治療ほかに、病院独自の「自由診療」(保険外診療)を行っている場合もありますので、個々の症状に応じて、リンパ浮腫の専門的診療施設を受診し、専門的な運動を組み合わせた治療を受けることです。

リンパ浮腫の手術療法に関しては、手術的治療については専門の医療機関にご相談ください。

※ 最後に、このリンパ浮腫にならないための日常生活での予防策を、簡単に説明してみたいと思います。

①むくみの有無を日頃観察し、むくみの早期発見を心掛ける。
②炎症を予防するためにスキンケアを行う。

常に、皮膚の清潔を保つ・皮膚の乾燥を防ぐ・皮膚を傷付けない事が大切です。