おたふく風邪の、正しい名称は「流行性耳下腺炎」です、
「流行性耳下腺炎」とは、名のごとく、耳の前下にある唾液腺である、耳下腺が
腫れてしまい、丸顔のおたふく面の様になるので、おたふく風邪と呼ばれます。

おたふく風邪に罹らないためには、今の所は予防接種を受ける以外は有りません。
ここでは、おたふく風邪の予防接種の効果を発揮する、接種時期について
詳しく説明しております。

 

 
☆★ おたふく風邪の予防には、まずは予防接種から。

おたふく風邪を、治療するための、特効薬はありません。
然し、予防するワクチンがありまして、日本においては任意接種になってますが、
多くの国では、既に定期接種になっています。

以上のことから、おたふく風邪に罹らないためには、今の所は任意で予防接種を、
受ける以外はないと言われています。

然し予防効果の良い接種時期が有るはずです。
この辺のことについて、少し詳しく説明してみたいと思います。

感染予防には、患者と接触しないことに越したことはありませんが、15歳以下の
子供に流行する病気なので、家族の方が全く接触しない訳にはいかないでしょう、
ましてや、幼児がおたふくに罹った場合はなおさらのことと思います。

一度もおたふくに罹ったことのない方が、患者と接触しても感染しないように
するには、「予防接種」を受ける以外はありません。

成人期におたふく風邪にかかってしまいますと、患者の約10%ぐらいに髄膜炎、約0.2%に脳炎が起こります。

さらに最近は、おたふく風邪に罹った、1人/千人に難聴が起こると言われており、おたふく風邪による難聴は高度で、自然治癒が期待できないと言われています。

膵炎、精巣炎・睾丸炎・卵巣炎などの合併症もあり、合併症を予防するためには、おたふく風邪に罹るのを予防するためには、出来れば受けておいた方が良い、
と思います。

以上のことから、おたふく風邪予防接種の時期は、5才ないし6才頃に受けておく
のが、一番良いと言われています。

小学生1  ☆★ 予防接種は5~6才頃に

☆★ おたふく風邪の予防ワクチンの接種時期について。

予防ワクチン(ムンプスワクチン)とは、ウイルスの毒性を弱めた生ワクチンで、
ニワトリの細胞から作られており、1回の接種量は0.5mlを、皮下注射します。

基本的には、2回接種が勧められています。
接種間隔は、MRワクチン同様い、5年程度空けて接種した方が望ましいです。

1歳過ぎたら接種可能です。日本では1回接種になっているので、1歳過ぎで集団生活をする前の、5才ないし6才頃に受けておくのが、一番良いと言われています。

ワクチン接種しても、免疫がつかない場合があります。
抗体陽性になる確率は、8割以上と言われてますが、徐々に抗体力は低下する例もありますので、実際に世界的に言われている効果は75~911%程度です。

単独接種する方が、抗体陽性率は上がるのですが、
多く行われている、麻疹・風疹・おたふく風邪の新3種混合MMRワクチンでも、抗体陽性になる率は、73%、2回接種で86%になると言われています。

但し、世界では117国のうち、110国で2回接種するシステムになってますが
日本では今のところ、2回接種システムにはなっていません。

尚、麻疹・風疹・おたふく風邪の新3種混合MMRワクチンは、
副反応として髄膜炎の発生頻度が、約0.1%と予想外に高かったことから、
日本ではその後接種が中止されており、任意の接種となったのです。