脳出血で、2番目に多い言われる、視床の脳出血は、脳出血全体の約3割位の
占有率であるのです。

ここでは、視床に起こる、脳出血について、色々調べましたので、説明します。

 
★☆ あまり聞きなれない、視床とは何のことでしょうか。

視床とは、大脳の中心部にあって、間脳に属する、大きい灰白質の塊りです。

背側は大脳半球で、腹側は視床下部に覆われている臓器であって、
元々は、視覚に関係が深いとして、視床の名を付けられた、経緯があります。

知覚系統の一大中心であり、脊髄・延髄・橋(きょう)等から上ってくる、
知覚神経繊維は、全て視床内の核で終わり、大脳皮質への中継部となってます。

 
★☆ 脳出血が、視床で発生した場合、身体への影響は?。

脳出血にも色々ありますが、視床の脳出血は、
大脳半球に囲まれた位置にあり、間脳の一部とされる、視床での出血です。
序文でも述べているように、脳出血の中では2番目に多く、3割の占有率です。

場所をしめすと、、
この部位は、脳に囲まれた奥底に位置し、メス等が届きにくい部位にあり、
血の塊を摘出する手術では、もっとも難しい場所が、視床とされています。

視床の担う機能は、身体中から送られてくる、視覚・聴覚・体性感覚等の、
感覚刺激を、大脳新皮質に中継・伝達する重要なもので有りのです。

視床が脳出血になってしまうと、全身の感覚の伝達が、うまく機能しなくなり、
脳と身体の双方が混乱することになるのです。

 
★☆ 視床出血の症状とは、どんな様子になりますか?

視床出血の一般的な症状としては、痺れ・片麻痺・感覚障害等が、発症します。

その理由としては、神経系を通じて伝達される感覚刺激が、途中で妨害されて、
変質させられているためであります。

このように、機能が破壊されると、全くの無感覚になることもあるのです。
視床出血の後に、視床痛と呼ばれる激しい痛みが、半身に発生しても来ます。

脳出血が、視床部分だけで、留まる場合の症状は、あちこちに痺れを感じます。
基底核部の内包に、出血が到達した場合は、麻痺が発生します。

視床脳出血は死亡率が高く、もし、死亡するのを免れたとしても、
上記の症状の、痺れや麻痺の他に、痛みや意識障害等の後遺症が、残ります。

先にも述べましたが、視床は脳の下部に存在するため、外科手術はやり難く、
一度発症したら、「薬物治療」などで、対処するしかないこともあり、

そうした意味では、大変危険で、厄介な病気でもあるのです。