脳出血患者の、症状の進行を見守るには、細かい観察と、気付きが大切です。

ここでは、脳出血患者の看護と観察にについて、調べてみることにしました。


★☆ 脳出血を観察する方法

脳出血の患者には、観察が大切とは言いっても、目に見える身体の皮膚と違い、
出血している様子を、肉眼で見ることは、絶対に不可能です。

脳出血という病気の、進行状況を観察する方法としては、外部からの観察と、
電子機器を使用して、脳の内部を撮影して、画像で観察する方法があります。

外部からの観察とは、
脳出血を起こした、患者の様子を、経過チェックする方法です。

診察する際に、表情・手足の動き・身体の震え・音声の乱れ・言葉内容・
ろれつは回っているか 等々の、異常が出る部分をチェックすることで、

脳出血の個々人の症状により、病気や後遺症の状態を確認するわけです。
意識不明状態のときは、様子を伺うことは、当然にできませんが、
その意識不明の症状こそ、重度の進行状況ということになります。

電子機器を用いて、機械的な検査で、観察する方法でとは、
脳内で起こっている状況は、X線や超音波を使用して画像で捉えることです。

最近の科学技術の進歩が早く、今では、撮影した映像をそのまま3次元の、
映像としてコンピュータ内に再現したり、リアルタイムで脳内の様子を
写すこともできるようになりました。

この方法で解る事は、血の塊がんの有無、大きさ・広がり 等々の状況で、
外科手術の、実施判断の大きな手かがりになり、有効に利用されています。

この観察を、継続して実施することにより、時系列的に、血の塊の様子を、
的確に捉えることができるわけです。

進行状況によっては、手術の是非の判断にも、重要な証拠になります。

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★☆ 脳出血患者の看護と観察

脳出血患者に対しての、看護と観察の具体的なものは、以下通りです。

■看護の目標としては

・突然の入院・検査・治療・手術への、不安を解消し、治療協力に誘導できる。
・創部・付属物からの、感染予防ができ、清潔を保つことが出来る。
・廃用症候群を予防でき、リハビリテーションが早期に開始できる。
・頭蓋内圧亢進で、再出血予防ができ、生命の安全・維持を図る。
・身体的変化を受容して、目標に沿った、ADLの拡大が図れる。
・疼痛が、コントロールでき、安全・安楽な姿勢を保持する。

■観察の基準点としては

・ドレーンの管理と創感染の徴候、を観察する。
・運動障害の有無、部位と程度、を観察する。
・言語障害の有無と程度、を観察する。
・水分出納バランス、を観察する。
・意識レベルの推移、を観察する。
・頭蓋内圧亢進症、を観察する。
・バイタルサイン、を観察する。
・瞳孔の変化、を観察する。

以上が、看護師としての具体的な、看護と観察についてですが、
家族看護でも、多少のお役には立てる項目もあると思います。