「脳溢血」とは異なる「瞬間性脳溢血」という病気があります。

は、「高血圧」などの「生活習慣病」が起因として起こりますが、
「瞬間性脳溢血」は、通常の「脳溢血」とは違った原因で発病するものです。

ここでは、「瞬間性脳溢血」について、通常の「脳溢血」との違いを交えながら、詳しく説明しております。

 
■□ 瞬間性脳溢血と通常の脳溢血の違い

通常の「脳溢血」と呼ばれる病気は、
何かしらの拍子に、脳内の血管が突然に破裂し、出血してしまう病気です。

高血圧や動脈硬化で、血管そのものに異常があることが、原因に多いようです。
特に、高齢者や生活習慣病を患っている人に、多く見られる病気です。

一方、「瞬間性脳溢血」という病気は、
頭に、強い衝撃が外部から加わり、脳内の血管が破裂し、出血してしまう、
病気のことを言っております。

頭蓋骨を、骨折してしまうような、強い衝撃や、そこまでではなくとも、
脳内出血を起こしていることが、あるために起こる病気なので、注意が必要です。

瞬間性脳溢血は、強い衝撃が加われば、誰でも起こり得る病気といえるでしょう。
スポーツをしている人に、発症が多いのも当然の特徴でしょう。

例えば、こんな実例があります。

サッカーで、ボールを取ろうとして、頭にぶつかったり、、
パソコンの前で突然に目の前が真っ暗になり、顔がガクンと机上に落ちたり、
神経が遮断された様な状態で、意識あるのに、顔が持ち上がらなかったり、
失神気絶の寸前の状態で、頭痛がしてきて、しばしジッとしていたら直ったとか、

これが、瞬間性脳溢血なのです。
もし、運転中だったら? 高所に居たら?と想像するとゾットします。

 
■□ 瞬間性脳溢血は、どの様な症状でますか。

脳内で出血が起こると、血液が頭蓋骨内で、脳を圧迫し始めます。

また、栄養を運んでいる血液が、不足してしまうため、
脳細胞が、破壊・死滅してしまう恐れがあるので、注意が必要です。

具体的には、以下のような症状が出ます。

吐き気・立ちくらみ・半身の麻痺・半身の痺れ・意識障害・
視野が狭まる・視えなくなる・痙攣

これらの症状は、脳に重篤な病気が起こっている、代表的な例です。

発症するまでの時間には個人差がありますが、
もし強く頭を打ったという事実があれば、瞬間性脳溢血の可能性が十分考えられますので、この場合はすぐに病院で、治療を受ける事が必要です。

 
■□ 瞬間性脳溢血になったら、どの様な処置が必要か。

「瞬間性脳溢血」になった場合は、何よりも早急な治療が重要です。

救急車を呼ぶことも当然必要ですが、この病気を発症すると、
筋肉が弛緩するために、舌がのどに詰まる、といった症状を引き起こすことがあります。

そのため、まずは患者を横にして、しっかりと気道を確保することが、大切です。

逆に、「脳溢血」という病気は、すぐに意識を失い、死に至るというイメージが、
ありますが、実際は症状が出ても、すぐ意識不明になることは少なく、
比較的緩やかに発症していきます。

また、数時間以内に治療を受けることにより、十分な回復ができるといわれています。

 

■□ 瞬間性脳溢血の予防・対策

突発的な事故が原因で起こるために、通常の「脳溢血」の発症とは、
異なりますので、その予防には難しいものがあるかもしれません。

往々にして、何かの作業中に起こることが、多いようですので、、
頭を守るための、ヘルメット着用は、確実にするようにしましょう。

また、強い衝撃を受けたと思ったら、横になり、安静にする事です、
瞬間性脳溢血を起こしていなくとも、しばしの休憩が必要と思います。

突発的な症状は、出ることはありませんが、
身体の違和感が、数時間~数日後に出たらすぐに病院に行くようにしましょう。