脳血管障害(脳の血管の病気)は、多種多様であり、さらには、死にも陥る、
危険で怖い、厄介な病気です。

ここでは、「脳卒中」とその一種でもある「脳溢血」について、その関係を詳しく説明しております。

 

■□ 脳卒中(脳血管障害)いついて

「脳卒中」とは、脳の血管が破れたり、詰まったりすることにより、
脳に血液が供給できなくなって、脳の組織に傷がついてしまう、
脳の血管の病気です。

処置が遅れると、死に至るケースが多い、とても怖い病気でもあります。

また「脳卒中」が、怖い病気のほかに、厄介な病気ともいわれるのは、
発症の兆候が解らないまま、前触れもなく、突然に発症し、
意識障害・運動障害・言語障害を引き起こし、後遺症になるからです。

以前は、「中気」や「中風」とも、言っておりました。

脳の血管の病気を整理分類しますと、

「脳溢血(脳出血)」・・脳の小さな血管が、高血圧のために切れてしまう。
「クモ膜下出血」・・脳の血管に小さなコブ(脳動脈瘤)ができ、それが破裂する。
「脳梗塞」「脳塞栓」・・脳の血管が、動脈硬化となり、血液が詰まる。
「一過性脳虚血発作」・・脳の血流が一時的に悪くなって神経症状が出現し、
すぐに回復する。
などに分類されます。

これらの病気を総称して、一般に「脳卒中」と呼んでいます。

脳の血管の病気、すなわち脳血管障害(脳卒中)は、
そのほとんどの場合、激しい「頭痛」と「嘔吐」を伴うものです。

脳の血流が一時的に悪くなって神経症状が出現しますが、すぐに回復する発作である一過性脳虚血発作などに分類されます。

 

■□ 脳の小さな血管が、高血圧のために切れてしまう・・・脳溢血(脳出血)。

ほとんどの場合「脳溢血」は、前触れとされる症状は一切有りません、、
突発的に症状が現れることが特徴です。

ほとんどの場合と言うのは、本当に、極めて稀なのですが、
「一過性脳虚血発作」と呼ばれる病気が現れることが、あるためです。

「一過性脳虚血発作」は、「脳溢血」の前兆とも、言われています。
本来は、脳梗塞などの前兆として現れる病気です。
脳内に「血栓」が一時的に詰まり、軽度障害を発症する病気です。
ほとんどの「脳溢血」は、ある時、突然に、起こる、ということが多いため、
病気を予測することは非常に難しいです。

ところが、この病気の原因とされる、病気について理解すると、
「脳溢血」のリスクが高い患者で、あるかどうかを、判断することが可能です。
その原因とされる病気は「高血圧症」なのです。

「高血圧」は、「脳溢血」の原因として発病することがあり、
何と「脳溢血」患者の7割は「高血圧」というデータがあるほどです。

「高血圧」であることのリスクは、
脳の血管を破裂させ、「脳溢血」を発病させてしまうのです。

健康診断で「高血圧」と指摘を受けている人は、特に注意が必要でしょう。