死に至ることもある怖い病気、「脳溢血」などの発症には、
高血圧・糖尿病 等の、生活習慣病のほか「高脂血症」が深く関与しています。

ここでは、「脳溢血」と「高脂血症」との、関係について、説明しております。

 
■□ 高脂血症は、肥満から。・・・メタボに注意を。

肥満であることは、、高脂血症(脂質異常症)が発生する確率が高くなります。

さらに、「高血圧」「糖尿病」、そしてこれらの病気から「動脈硬化」に、
なってしまう確率も、高くなってしまうのです。

動脈硬化になる、確率が上がるということは、
動脈硬化から引き起こされる、脳卒中(脳溢血・脳梗塞・くも膜下出血 等)や、
心臓の病気である「狭心症」・「心筋梗塞」になる可能性も出てくるのです。

肥満には、2つのタイプがあります。脂肪の付き方で分けております。
「皮下脂肪型肥満と「内臓脂肪型肥満」の2タイプです。

①「皮下脂肪型肥満(ヒカソボウガタヒマン)」
皮下脂肪型肥満とは、女性に多く、皮膚の下に脂肪が付くタイプの肥満です。
「洋なし型肥満」ともいわれております。

②「内臓脂肪型肥満(ナイゾウシボウガタヒマン)」
内臓脂肪型肥満とは、男性に多く、内臓に脂肪がたまる肥満です。
「りんご型肥満」ともいわれております。
高脂血症や動脈硬化 等の、他の病気を引き起こすのが「内臓脂肪型肥満」です。
腹周りだけが太って見えて、見た目からは、あまり太っていない様なのが、特徴です。
「内臓脂肪型肥満」は、「皮下脂肪型肥満」に比べて、合成・分解が活発で、
遊離脂肪酸(ユウリシボウサン)の放出が多いです。

遊離脂肪酸とは、
エネルギーの消費時に、脂肪細胞から分解され、肝臓に運ばれる物質であり、
肝臓で、コレステロールや中性脂肪と合成して、再度エネルギーとして使われます。

内臓脂肪が多い方は、肝臓に流れ込む、遊離脂肪酸も増えてしまうことから、
合成される中性脂肪の量も、当然に増えてしまいます。

そうすると、血中の中性脂肪が使われずに残り、中性脂肪が多い状態が続いて、
最後には動脈硬化になるリスクが、高くなってくるのです。

また、遊離脂肪酸が多いことで、血液中の糖が脂肪に合成されにくくなるため、
血糖が多い状態が続き、糖尿病や高血圧になる可能性が高くなります。

だから、肥満は良くなく、メタボリック症候群に気を付ける必要があるのです。

 
■□ 高血圧症は、脳溢血を引きおこす要因となる。

脳卒中(脳溢血・脳梗塞・くも膜下出血 等)の発生には、
高脂血症のほか、高血圧・糖尿病などの生活習慣病が深く関与しています。

脳卒中の患者には、病気とまではいかないまでも、
血圧・血糖値・コレステロール・中性脂肪が、高めの方に、多い傾向にあります。

血圧の高い人は、塩分の摂取量について、制限する必要があります。
高めの方は、塩分摂取量を7g/日 以下を、高血圧症の方なら5g/日以下を
目標とした、生活管理が必要となります。

糖尿病は、動脈硬化をより早く進行させる、原因となりますので、
糖尿病と医師から指示されているかたは、
「指示エネルギー」を基に1日の摂取カロリーを制限する事が絶対です。

あわせて、コレステロール・中性脂肪・血糖値も、コントロールする必要があります。
高脂血症の人は、コレステロールの多い食品や動物性脂肪の摂りすぎに注意してください。

 
■□ 脳溢血になる、主因は高血圧

動脈硬化で、弱くなった脳の血管に、高血圧が加わり、脳の血管が破れて、
出血を起こす病気が脳出血です。

動脈硬化が背景には有りますが、主となる要因は高血圧です。
出血に伴って脳内に出来た血腫が、脳の神経細胞を圧迫すると、損傷がさらに大きくなります。