「脳溢血」は、重篤な後遺症や、最悪の場合死亡する怖い病気です。
そして、治療後のリハビリが重要です。

さらに、もしも後遺症が残り様な場合は、どの様にすれば良いものでしょう。
本人は当然ながら、ご家族の負担も少なくは無いのです。

ここでは、「脳溢血」での「リハビリ」「後遺症」について説明しています。

 
■□ 脳溢血は「後遺症」が残ることの多い病気です。

「脳溢血」は、危険で厄介な病気です。
それは、以下の理由によるからです。
・前触れや兆候もなく、突然に発症すること。
・手当が遅れると、死に至るケースが多いこと。
・後遺症が残るケースが多い。

後遺症が残らないように、懸命なリハビリを行っていきますが、
それでも、残念ながら後遺症が残るという、診断を医者は下す必要もあるのです。

この様な場合に、どの様に対処し、前向きに生活をしてゆくかが課題となります。
患者本人を支える家族・関係者の立場も踏まえて、気をつけたいポイントを
整理してみました。

後遺症の深刻さは、必ずしも脳溢血の大きさに比例するものでは無く、
そして、その程度に差があるものの、脳溢血には、ほゞ必ず見られる症状です。

また、身体の片側半分だけに、出るのことが多い点が、ひとつの特徴であり、
「運動麻痺」や「感覚障害」「言語障害(構音障害や失語症など)」です。

 

■□ 脳溢血の、後遺症を、2種類に分けて考える。

一つは、脳出血による、脳神経への影響が一次的な後遺症です。

一次的なものについては、
発症後、少し経って、脳内の出血が落ち着かないと、
どのような障害が生じているのかが、明確になっておりませんので、
経過を診ないと、病院側としては、はっきり方針が立てられません。

一次的な後遺症に関しては、早く行えば良い、というものでもありませんし、
時間がたっても、適切な訓練をおこなえば回復はします。

もう一つは、
動けない事による「関節可動域・筋機能・心肺機能などの低下」や、
悪い姿勢で過ごしたり、正常な側にばかりに頼った動きをしたり、
麻痺側に無理な力を入れたり、することで起こる
「筋緊張異常増悪」等の、二次的な後遺症です。

この、二次的なものについては、
今の医療では、発症当初からでも、どんどん対応が為されるはずです。
例えば、病棟のベッド上では、簡単な関節可動域訓練や、
咀嚼・嚥下検査などは、入院即、開始されているのではないでしょうか。

 
■□ 脳梗塞が治らなかった場合(後遺症が残った場合)

適切な、リハビリ方法を行ったけど、脳梗塞は治らなかったという人は、
これから、経済的にも、精神的のも、別の意味の後遺症が残ります。

そのような方のために、最低でも経済的負担を軽減できるように
公的年金制度が確立されておりますので、医師・役所との相談をお勧めします。
条件を満たせば「障害年金」は貰えますし、施設の利用も可能でしょう。

最初のステップは、医師にまず後遺症や症状を診察してもらうます。

初めて診察した日の事を「初診日」と呼びますが、
この日から、6ヵ月間リハビリを行っても治らない場合には、
障害の認定がされて、障害年金の申請が出来ます。

それ以外にも、介護保険等の条件もあるので、医師・役所から詳しく、説明を受けてください。

何よりも、前向きに対応することが、一番の治療ではないでしょうか。