本人の自覚が明確でないために、無呼吸症候群(SAS)は、治療までにいたる人は
少ない様です。しかし、無呼吸症候群(SAS)は、生活習慣病などの合併症を起こし
易いこともわかっておりますので、健康不安につながってしまいます。

何となく無呼吸症候群(SAS)ではないかと、自分自身で、心配しておられる方は、

気軽に自宅で可能な予防から、始めてみてはいかがでしょうか。

ここでは、無呼吸症候群(SAS)の自宅で出来る予防について、説明しております。

 

 
&◆& 無呼吸症候群の症状には、関心を持つことが重要。

直感的に、無呼吸症候群(SAS)と聞くと、中高年の男性をイメージしますが、
その通りで、大人の男性の約4%に治療が必要となる、無呼吸症候群(SAS)が存在すると言われています。

睡眠とは日中に活動した脳と身体の疲れを、十分に休息させ翌日への英気を養う
ためのもので、本来は生活には欠かせない大切な時間帯です。

この大切な時間に、「無呼吸」が繰り返さし起きてしまうと、睡眠中の酸素不足に
より、脳や身体へのダメージが生じて来る様になります。
そうなると、心臓は酸素不足を補おうとして、心拍数を上げ酸素を呼び込みます。

寝ている本人には、自覚は殆どありませんが、寝ている間にも中脳や身体には、
大きな負担がかかっているのです。
身体も脳も、断続的に覚醒した状態になるので、休息どころではありません。

その結果、強い眠気・倦怠感・集中力低下 等々が引き起こされて、様々な日中の
生活活動に影響が生じてきます。

「いびき」だけが、無呼吸症候群(SAS)の症状ではありません、自覚症状の感じ方
や程度には個人差がありますので、可能でならば寝ている間のことについては、
是非ご家族やパートナーに聞いてみてください。

以下に代表的な無呼吸症候群(SAS)の症状をご紹介します。

■ 夜、寝ているとき
・むせる ・寝汗をかく ・いびきをかく ・呼吸が止まる ・呼吸が乱れる
・何度もお手洗いに起きる ・息苦しさを感じ目が覚める
・いびきが止まり、大きな呼吸とともに再びいびきをかきはじめる

■ 朝、起きたとき
・熟睡感がない ・口が渇いている ・身体が重いと感じる ・頭が痛い・
・すっきり起きられない

■ 昼、起きているとき
・強い眠気がある ・性欲がなくなる ・性格が変化する ・常に疲労感がある
・だるさ、倦怠感がある ・記憶力・集中力が低下する ・動くと息切れする

「いつものこと」「ちょっと疲れているだけ」「問題なし大丈夫」等と軽視しせず
もう一度、日常生活を振り返ってみて下さい。

 

 
&◆& 自宅でできる、無呼吸症候群の予防とは。

無呼吸症候群(SAS)は、軽度の方であれば、自宅での予防策だけで、改善する場合
がありますので、是非実行してみてください。

中度・重症と診断された方は、病院から指示された治療が、必要とはなりますが、
治療効果をさらにあげるためにも、自宅での予防策を取りいれてみて下さい。

■ 肥満の解消で予防する。
肥満を自覚している人は、しっかりとダイエットを行いましょう。
肥満で喉の脂肪が増え、その圧迫で気道が狭くなり、睡眠時に「無呼吸」に
なりやすくなります。

■ 血糖コントロールで予防を行う。
糖尿病と診断されている人は、血糖コントロールもシビアに行いたいものです。
睡眠時に起こる低血糖が、無呼吸症候群(SAS)の原因の一つの様です、睡眠時の
低血糖は、交感神経を刺激し、ますます喉の緊張も起こりやすくなります。

アルコールは控えます ☆☆ 生ビール

 

■ アルコールは控えて予防する。
飲酒によって、喉が浮腫んでしまい、気道が狭くなりやすくなります。
飲酒後の「いびき」が大きい人は、無呼吸症候群(SAS)の傾向がありますし、
アルコールは低血糖を招きやすくなります。

■ 寝方を変えて予防する。
舌の肥大も、無呼吸症候群(SAS)の原因の一つになっています。
特に、仰向けに寝ることで起こりやすく、大きな「いびき」をかきやすい人は
横向きに寝たり、抱き枕などを利用しうつぶせ寝を試してみて下さい。

■ 鼻呼吸の習慣をつけて予防する。
無呼吸症候群(SAS)の方は、口呼吸をしている方が殆どです。
人間は鼻で呼吸する構造になってます、普段から鼻呼吸の習慣をつけて下さい。
鼻炎がある人は無呼吸症候群(SAS)になり易いです、鼻炎の治療も行い、鼻呼吸
を意識するようにして下さい。

自覚症状がある方はもちろんのこと、家族や周囲から治療を勧められる方は、
無呼吸症候群(SAS)への理解を深め、上記予防策を始められると良い思います。