無呼吸症候群(SAS)の罹患者および治療中の患者は、生命保険や医療保険 等の
民間保険には加入することができるのでしょうか?

ここでは、無呼吸症候群と、各種保険加入の可否について説明しております。

 

 
&◆& 初めに、健康保険の適用について説明します。

無呼吸症候群(SAS)には、継続的な治療を必要とするので、長期間になると結構な
費用がかかります、まずは健康保険の保険適用について、理解しておきましょう。

無呼吸症候群(SAS)のCPAP治療には、健康保険の適用基準は以下の通りです。

①終夜睡眠ポリグラフ(PSG)検査で、AHIが20以上あること。
②簡易型PSGで検査で、AHIが40以上あること。
の、どちらかに該当していなければなりません。

PSG検査は、自分の症状の度合いを確かめることができる検査であり、1泊2日
の入院検査になります。
健康保険3割負担で、概ね2~5万円かかりますが、医療機関レベルや検査内容に
応じて費用が変わって来ます。

又、AHIとは、1時間あたり無呼吸状態がどれ位あるかを、指数化したもので、

数値が高いほど重症ということになります。
0~4は正常、5~14は軽症、15~29は中等症、30以上は重症です。

無呼吸症候群(SAS)の検査には、健康保険が適用されますが、個室で行われること
が多いために、入院費に加えその他の費用が嵩みます。
治療も、健康保険が適用されますが、長期的には費用は相当なものと思います。

無呼吸症候群(SAS)と診断され、治療を開始した場合、毎月かかる費用は診察代と

CPAPの装置のレンタル料をあわせて、5,000円(3割負担)程度です。

気をつけなければ為らないのは、無呼吸症候群(SAS)には完治療法はないとされて

おるため、CPAP治療は継続的に続ける必要があります。
患者には月1回の診察通院が義務づけられており、怠ると健康保険の適用が
されないことになり、全額負担になる事です。

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&◆& 無呼吸症候群の治療中でも、加入できる保険はある。

無呼吸症候群(SAS)の検査や治療は、健康保険の適用対象と説明してきましたが、
民間の生命保険や医療保険には制限があり、当然これは保険会社ごとに違います、

いずれにしても無制限の適用は難しいとされています。

それは、現在のところ無呼吸症候群(SAS)は、完治の治療方法が確立しておらず、
不治の病・持病扱いになりためです。
さらには、無呼吸症候群(SAS)は、併発症として様々な病気の原因になる可能性が

あるため、保険会社も色々と制限をつけてくるのです。

TVCMなどで流れている様な、保険会社の保険商品は、持病がある方であっても

加入できるため、無呼吸症候群(SAS)の患者でも加入可能とされています。

これらは『引受基準緩和型保険』と呼ばれ
「過去1~2年以内に入院・手術をしていない」
「過去3ヶ月以内に入院や手術をすすめられていない」
「過去5年以内に癌や肝硬変に罹患していない」
等の条件を満たせば加入できる保険商品です。

どちらにしても、保険会社に良く相談してみることが大切です