高齢者は、かんたんに脱水症状に成り易い、体質にあるということから、
水分の上手な取り方で、高齢者に対し認識して置く必要なことがあります。

水分摂取に際しては、水分をどのように摂取するかも考えなければなりません、
一度に水分を摂り過ぎると、過剰な水を処理するために腎臓に負担がかかります。

ここでは「高齢者の水分摂取」について詳しく説明しております。

 

 
★☆ 高齢者の体質は、容易に脱水症状に成り易いことです。

高齢者が、容易に脱水症状に成り易い体質であるというのは、
どなたも高齢になると、筋肉や皮下組織などの細胞内水分が減るためです。

身体の恒常性を保つ機能が低下し、環境や病気の影響を受けやすくなるために、
体内の水分や電解質のバランスを、保ちにくくなる。

それで、高齢者は容易に脱水症状に至る傾向が強いと言われるのです。
私たちの身体の水分量は、体重の60%程度と言われており、
常時血液や筋肉の中に蓄えられております。

高齢になると基礎代謝量が減少し、代謝によって生成される水分が減少します、
細胞内水分も少なくなり、筋肉・皮下組織などの備蓄水分量が減少します。

さらに、加齢に伴い口渇中枢の感受性が低下して、喉の渇きを感じにくくなます、
そのために水分補給の機会が減少して、ちょっとしたことで脱水状態になります。

水

 
★☆ 高齢者が、脱水症状になるのを予防するに注意することは。

軽度の脱水程度では、症状が明らかになりにくいのも、高齢者の特徴といえます。

脱水を予防するために注意することは、
日常の生活の中で、『 適度の水分摂取を心がける 』ことが大切です。

然も、周囲の人もその事を知って置くことと、気遣いも大切なことです。

水分摂取に際しては、
水分をどのように摂取するかも考えなければなりません。

一度に水分を摂り過ぎると、過剰な水を処理するために、
腎臓に負担がかかり、体内の老廃物を処理しきれなくなってしまいます。

そのために、少量ずつ細目に、水分補給をこころがけることで、
コップ一杯程度を、何度かに分けて摂取することが、望ましいと思います。

 

 
★☆ 介護施設が高齢者に行う、水分補給の実際。

高齢者には、細目に水分補給を行うことは非常に大切ですが、
施設の利用者には、嚥下機能が低下している高齢者の方などがおられ、
健常者のように簡単に水分補給ができないのが多く見られます。

そのような状態の高齢者は、常に体内の水分不足になりがちなため、
脱水症・脳梗塞・心筋梗塞等に至るリスクが高くなります。

この様な理由から、施設で注意している水分補給の実際を紹介します。

■ 水分を摂る姿勢

前傾姿勢で、接種することが望ましいです。
理由は、仰け反った姿勢で水分を摂ってしまうと、
自分で飲み込むという、意識がないままに水分が流れ込むので
気道に入ってしまう誤飲の可能性が高くなります。

■ 嚥下障害がある方に対しては

嚥下障害のある方は、むせ込む頻度があり、水分が摂り難くなります。
そのような方には、トロミをつけて対応する場合と、
ゼリー状にして対応する場合があります。