心臓に血液を送る役割の冠動脈の血流が悪くなり、一時的に心臓へ流れる血液が
不足する疾患を狭心症と言います。
狭心症の発作は主に胸周辺の痛みですが、一般的にこの痛みは、5~10分程度の
安静で症状は消失し、何もなかったようになります。

ここは、不安定型狭心症(不安定狭心症)について、詳しく説明しております。

 

 
◆&◆ 狭心症症状の発症の仕方について。

狭心症とは、冠動脈の流れが悪くなってしまうことで、心臓に流れる血液が一時的に不足する病気で、「動脈硬化」と「冠攣縮」が原因と言われております。

■「動脈硬化」が原因で起こる狭心症の場合、
冠動脈の一部分に血液の流れを妨げる狭窄部ができてしまって、一生懸命働かく
必要のある運動時や興奮時の心臓に、充分な血液が流れない状態になります。

そのために、心臓の要求する血液が不足状態となって、胸全体が締め付ける様な
痛みや圧迫感が発症し、一般的には5~10分の安静でこの狭心痛の症状は、
徐々に良くくなってきます。
このような起こり方から「労作性狭心症」と呼んでおります。

■「冠攣縮」が原因で起こる狭心症の場合、
冠動脈の一部が、普段は正常に流れているのに、急に縮んでしまう病気で、
そのために、心臓への血流が急に悪くなってしまい、狭心痛が現れます。

典型的なものは、夜間就寝中に胸が苦しくて目が覚めることです、このように、
朝方から午前中の時間帯に症状が出やすい場合には、狭心症を疑ってください。

この種の狭心症は「労作性狭心症」とは起こり方が異なり、安静状態でも起こる
ので、「安静時狭心症」と言います。

狭心症が起こる原因として、以上の2つが挙げられますが、どの原因が多く関わ
るのか、あるいはどのような治療が有効であるかは、患者個々により異なるので
明確な診断・治療は専門医の診察を行って下さい。

 

 
◆&◆ 不安定型狭心症(不安定狭心症)について詳しく説明。

不安定型狭心症とは、動脈硬化などによって、心臓への血流が不足して起こる、
「労作性狭心症」の一種で、胸や胸辺りの痛みが不定期もしくは突発的に起こり、
胸部の鈍痛度合もその度に変わり規則性が無い事から、不安定と呼称されてます。

「労作性狭心症」の種類には、3種類の狭心症が有ります。
「不安定型狭心症」のほかに、「安定狭心症」と「増悪性狭心症」です。

不安定型狭心症は、専門医の間でも「心筋梗塞」の前触れと見る意見もあって、
安定狭心症より症状が進行したものと考えられています。

初期の動脈硬化には、本来、自覚症状が無いもので、心筋を覆っている冠動脈に、
コレステロールが徐々に蓄積されて、粥腫と呼ばれるコレステロールの塊が出来
ると症状を悪化させてしまいます。

重篤な動脈硬化症になると、チョットした心臓への負荷増が、引き金となって、
狭心症が発症します。

不安定型狭心症の状態では、症状が何時・どの程度で・どの位長く起こるか、
さらに、症状が軽快するのかどうかも、明確には予想できず最悪の場合には、
「心筋梗塞」になってしまう可能性も十分にありますので、入院による治療が
必要になります。