糖尿病を患っている人にとって、

インスリンが「低血糖の鍵」と言えます。

 

低血糖を起こす疾患や原因には、様々なものがありますが、

糖尿病の薬物療法に伴うものが最も多く発症しており、

インスリンの過剰な状態になった時に、低血糖になります。

笑う1

  

 

 

□■ 低血糖は、どんな時に起こり易いのか

 

糖尿病の治療で、インスリン治療や経口血糖降下剤投与を、

受けている人が、次のような時に低血糖になり易いです。

 

・食事するのが遅れた・食事を抜いた・量が少なかった

・激しい運動をした・長時間の運動をした

・酒を飲んだ・風呂に入った

・インスリンを多く打ち過ぎた

・薬の量を間違えてたくさん飲んだ

 

等々で、薬が効きすぎて血糖値が下がり過ぎるのです。

  

 

 

 

□■ 「交感神経症状」と「中枢神経症状」が低血糖の症状です。

 

低血糖の症状には交感神経症状と中枢神経症状の二つがあります。

 

血糖値が下がるとインスリンの分泌は減り、

血糖を上昇させるインスリン拮抗ホルモンの分泌が増えて、

血糖が下がり過ぎないように、人間の身体は調節されています。

 

この交感神経系のカテコールアミンと言うホルモンにより、

現れるのが動悸・冷汗・震えなどの症状なのです。

 

また、これ以上血糖が下がると、中枢神経の機能が低下して、

「命が危険だよ」という警告症状でもあるのです。

 

低血糖の殆どが、糖尿病の人が血糖値を下げるために使用する、

インスリンやスルホニル尿素薬などの薬が原因で起こります。

 心臓

 

 

 

□■ 「インスリン反応」や「ふらつき」とは何?

 

インスリンの使用後に生じる「低血糖」のことを、

「インスリン反応」あるいは「ふらつき」と呼んでいます。

 

血糖値を出来る限り、正常値の近くに維持しようと、

懸命に努力している時に「インスリン反応」がよく見られます。

 

体重が減っていたり、あるいは腎不全の人というのは、

一般的に低血糖になりやすいという傾向があります。

 

高齢者は若年者に比べて、

スルホニル尿素薬の使用で低血糖になり易い傾向がある様です。