生活するうえで、欠かすことのできないホルモンを、分泌する「甲状腺」。
「甲状腺」に関する病気では、「バゼトウ病」が有名です。

ここでは、「甲状腺」の病気と「不整脈」の関連について説明しております。

 

◆◇ 甲状腺の働きとは、どんなことですか。

甲状腺は、首の前側の、「喉仏」のすぐ下にあります。

形状としては、『蝶が羽を広げた様』な形で、気管を包み込むようにあり、
大きさは、縦4cm、厚さ1cm、重さ15g位の、小さな臓器です。

甲状腺は、柔らかいので、通常は、外から手で触れても解りにくいですが、
腫れると、手で触ることができ、首を見て直ぐに、腫れているのがわかります。

甲状腺の機能は、
食べ物に含まれている、ヨウ素を材料として、「甲状腺ホルモン」を作り、
血液中に分泌するところです。

「甲状腺ホルモン」には、
体の発育を促進し、新陳代謝を盛んにする機能があります。
つまり、人間が毎日活動するための、必要なエネルギーを生産する、、
快適な生活を送るために、無くてはならないのが「甲状腺ホルモン」です。

「甲状腺ホルモン」は多くても、少なすぎても体調が悪くなってしまいます。

 

◆◇ 甲状腺に関する病気の不整脈の症状

心臓の鼓動(心拍)は、一般的には、
身体の左側を、、下にして横なれば誰でも感じることができるものです。

然し、不整脈の症状と言うのは、心拍の感じ方には個人差があるために、
自覚症状が、解る人もいれば、そうでない人もいます。

不整脈の、原因とされている病気には、

「冠動脈疾患」「心臓弁障害」「心不全」といった心疾患がありますが、
一方、この心疾患の治療に用いられる処方薬の中にも、
不整脈を誘発する作用のある薬もありますので、要注意と言えます。

他には、先天性心疾患・加齢による変化によっておこる不整脈もあります。

さらに、甲状腺ホルモンが、多く分泌される病気である、
「甲状腺機能亢進症」では、心拍が増える「頻脈性不整脈」が起こります。

逆に、甲状腺ホルモンの分泌量が少ない病気の、
「甲状腺機能低下症」では、心拍が減る「徐脈性不整脈」が起こます。

これらの病気の治療の際は、不整脈について十分注意が必要です。

 

 

◆◇ バセドウ病とその症状

バセドウ病と言うのは、
特殊な「抗体」が作られ、この「抗体」甲状腺を刺激して、
過剰に「甲状腺ホルモン」を分泌させてしまう「甲状腺機能亢進症」です。

この病気は、女性に多く発症が見られ、、2~5百人/人位が患者数です。
甲状腺ホルモンが、過剰に作られるために、新陳代謝が盛んになりますので、
バセドウ病で現れる症状は、次のようなものです。

眼球が出てくる・髪の毛が抜ける・排便の回数が増える
疲れやすだるい・汗が異常に多い・暑がりになる・不整脈(頻脈)・動悸
手足がふるえる・甲状腺が腫れる・食欲が旺盛である
イライラする・眠れない・かゆみがある
口が渇く・微熱が続く・息切れがする

これら症状には個人差があります。
また、心臓病や更年期障害と勘違いしないよう、注意が必要です。