春から秋に掛けて、多く発生する百日咳は、特に夏の8、9月に増える病気です。
百日咳を起こす病原体には、百日咳菌とバラ百日咳菌 等がありますが、
比率からすると百日咳菌がずっと多いのが実情です。

自分とは違った異物が、体内に入り込んだとき、そのたんぱく質に反応して、
体から追い出すためにできる、対抗物質のことを、抗体とよんでおりますが、
百日咳の抗体については、どの様になっているでしょうか?

ここでは、百日咳の、抗体検査の方法について、詳しく見ていきます。

 
★★ 百日咳の抗体検査について、詳しく知りたい。

百日咳菌は、毒素を出して、百日咳と言う病気を発症させるのですが、
抗体検査は、この病気に罹った疑いがある場合に、この毒素に対する抗体が、
出来ているか否かを、血液検査にてチェックしております。

血液中は、毒素が出ている状態時は、白血球の数が増えるため、白血球数を、
調べることで、抗体の有無を確認できます。

百日咳と確定診断を下されれば、適切な治療を受けることになります。
百日咳の治療には、ミノマイシンやジスロマックという抗生物質を処方され、
それを服用して治癒を待つ事にあります。

完治するまでの間は、
周りの人へ、の感染予防のために、マスク着用の生活が大切です。

 
★★ 百日咳の抗体検査、PT抗体とFHA抗体について

抗体検査には、色々な方法が用いられておりますが、その一つがです。
EIA法は、酵素を標識物として、用いる方法の総称であって、
抗原抗体反応を、利用することで、特定の物質を測定するものです。

日本では、これを、「酵素免疫測定法」と呼んており、直接細菌を検出します。
マイクロプレートの上に、固定したウイルス抗体に、ウイルス抗原を結合し、
反応させる方法によって、百日咳菌を検出します。

毒素が分泌されてることで、百日咳の罹患が解ります。これをPT抗体と呼び、
また、百日咳菌の表面には、FHA抗体という物質が存在しています。

これらの抗体を検出することによって、百日咳の確定診断をしているのです。

百日咳による症状が出た場合は、咳が出るようになってから、2~3週間後に、
抗体価が上昇することによって、確認できます。

PT抗体を使用する検査法は、
百日咳菌に対する、特異性が高いことが認められ、4週間以内の百日咳感染を、
判断するための、指標となっております。

FHA抗体を使用する検査法については、
過去に、ワクチン接種を、受けたことのある方も保有しているために、
診断に用いられることはありません。

ワクチン接種をすることは、ワクチンの中には、PT抗体とFHA抗体が、
抗原として使用されているため、これを利用して、抗体検査をするのです。