血液検査と菌の培養検査が、百日咳の検査方法です。
特徴的な咳があり、白血球・リンパ球数を調べる、血液検査と、
鼻の奥から粘膜を摂り、百日咳菌を培養して調べる、培養検査と、
培養検査と同様の、LAMP法 です。
ここでは、百日咳の検査方法について、学んでいきましょう。

 
★★ 百日咳の検査診断には、どのような検査方法がありますか?

百日咳の診断は、「 ん? 百日咳かな? 」との、”強い疑い”が無い限りは、
診断の確定は難しいものです。
例えば、咳が1か月以上も続いたとしても、
学童以上の場合は、いつの間にか、自然と終息していることが多いので、
・持続する咳嗽が有る、
・百日咳の流行が有る、
・喘息発作などの原因が無い、
以上の様な場合で、初めて、百日咳の可能性を、疑ってみる事が出来るのです。

診断を確定するための、検査方法には、以下の方法があります。

培養検査・・・検査結果には、1週間程度のかかります。
細い綿棒を鼻の奥に挿入、粘膜を採取して、百日咳菌の有無を調べる方法です。

血液検査・・・診断が確定するのに2~3週間かかります。
抗体と言う、免疫反応をみる検査方法で、通常は2回の採血が必要です。

LAMP法・・・最短で3日目には結果がでます。
培養検査と同様の方法ですが、専門病院などでしか、取り扱っていません。

いずれも、検査から診断を確定するまでに、時間がかかることが難点です、

この様なことから、百日咳の疑いがあるなら、他人へ感染するのを防ぐために、
早めに、専門医を受診し、出来ることなら、仕事を休むのが理想と考えます。

 
★★ 大人の、百日咳の検査は、実施しても、診断確定は難しい。

子どものような、特徴的な症状の発症が少ない、大人が百日咳に罹ったとしても、
風邪との鑑別が、非常に困難で有ることが問題となります。

血液検査をみても、子どものような、リンパ球の増加が、見られませんし、
抗体価測定も、大切な検査ですが、こちらも、結果確定には、時間がかかります。

百日咳の検査の場合、ペア血清での抗体価の大きな変動で、診断が可能ですが、
2週間~4週間の間隔置いて、2回の検査をして比較する必要があるのです。

絶対的な結果は出せませんが、
1回だけの採血でも、抗体価を測定した場合は、可能なことは可能です、
160倍以上の抗体価の上昇があれば、百日咳の疑い強との、判断はできます。

長く続く咳、という以外に、症状の特徴が少ない、大人の百日咳であるために、
家庭や職場で、気付か無いままに、百日咳の咳をしている人が多いのです。

報告では、その割合は、風邪の咳に比べて、百日咳の咳が多かったという、
データーも有りました。

以上の様な上から、
もし、家族や職場の同僚が、長期間の咳をしていれば、百日咳の疑いを持って、
医師の検査や治療を受ける必要がある、と言えるのではないでしょうか。