苦しい咳が長く続く百日咳、最近では、年令に関わらず、誰でも罹る病気です。
百日咳の診断と検査方法には、血液検査と菌の培養検査があります。
白血球・リンパ球数を調べる血液検査と、鼻の奥から粘膜摂り、菌を培養して、
診断する検査方法です。

ここでは、百日咳の検査で、診断するための検査結果ついて、見ていきましょう。

 
★★ 大人は、百日咳の検査をしても、診断は難しい。

大人に罹った百日咳は、子どものような特徴は少なく、風邪との識別が困難です。
血液検査をみてみても、子どものようなリンパ球の増加は見られず、
抗体価測定も、大切な検査ですが、結果が出るまでに時間がかかります。

百日咳の検査の場合、ペア血清で、抗体価の大きな変動から、診断は可能ですが、
2週間~4週間の間隔を空けて、2回の検査をして比較する必要があるのです。

1回の採血でも、抗体価を測定した場合は、診断が、可能なことは可能です、
160倍以上の抗体価上昇であれば、百日咳の疑い強し、と判断はできます。

症状が長く続く咳、という以外に、特徴が少ない、大人の百日咳であるために、
家庭や職場で、気が付かないで生活しながら、百日咳の咳をしている人が多く、
その割合は、風邪の咳に比べて、多かったという報告があります。

家族や職場の同僚が、長期間にわたり、咳をしていれば、百日咳の可能性も考え、
検査や治療を受ける必要があると思います。

 
★★ 検査はどのようにして、検査結果の診断するのですか

とても大切なことですが、百日咳の診断は、
「百日咳でないか??」の強い疑いが無い限りは、百日咳の確定診断は難しい。

百日咳が1か月以上も続いても、学童以上の場合は、自然終息するのが多く、
例えば、以下の状況があって
①持続する咳嗽があり、②百日咳の流行があり、③喘息発作などの原因がない
場合に、初めて、百日咳の可能性を疑ってみる事が出来るのです。

診断を確定するための、検査については、以下の方法があります。

①培養検査・・・百日咳菌の有無を調べる方法です。
鼻の奥に細い綿棒を挿入し菌を採集して培養検査をします。
結果には、1週間程度かかります。

②血液検査・・ 抗体と言う、免疫反応をみる検査方法です。
通常は2回の採血が必要で、診断が確定するのに2~3週間かかります。

③LAMP法・・・ 培養検査と同様の方法で検体を取ります。
最短で3日目には結果がでますが、専門病院などでしか取り扱っていません。

以上の様に、検査結果から診断確定するまでに、時間がかかることが難点です、

検査後、診断確定するまでに、相当時間がかかることですので、
百日咳の疑いがある場合は、出来ることなら、他人へ感染するのを防ぐために、
仕事を休むのが理想と考えます。