顔面神経痛とは言わないまでも、目の上まぶたや下まぶたがピクピクしてしまう事を多くの人は経験したことはあると思います。多くはパソコンなどによる眼の疲れやストレスが原因だそうです。

まぶたが痙攣する時に、だるい感じがしたり、首のこりや頭痛などが同時にあったりする時もあると思います。

そのような場合は睡眠をしっかりとり、目を休めたりストレスを解消する事が大切ですが、目のまぶたの痙攣が原因で病気になるのもあるようです。

★ まぶたが痙攣をおこす顔面神経痛の原因はなんなのでしょうか。

まぶたのけいれんやピクピク等は、たいした症状ではなく悪い病気では無いとする人も多くみられますので安心しがちちですが、まぶただけではなく、顔全体がけいれんするなど、顔面神経痛などの病気が考えられる場合は、注意しなくてはいけません。

然し疲れからくるものがほとんどですので、まぶたがピクピクして痙攣する症状が長くは続かないなどの場合は、疲労と寝不足などが原因と考えられます。

また、ストレスもまぶたの痙攣の原因の一つとなっていることがあるようです。誰にもあることですが、疲れやストレスでまぶたのけいれんが起こってきている場合、もちろん、睡眠をとることが一番ですが、神経を昂るカフェインが含むお茶やコーヒーなどは控えることで、症状が改善される場合があります。

まぶたの痙攣だけではなく、耳が痛い・頬が引きつる・頬がピクピク動く・顔の表情が何となくぎこちない等の症状が顔面神経痛と呼ばれるものです。顔面神経痛とは、名前の通り顔面に走る神経に異常があり、痛みや痙攣を引き起こす症状です。

坐骨神経痛や肋間神経痛と並んで、日本でも発症例の多い神経痛の一つと言えます。

★ 然し、この世に「顔面神経痛」という病気はないのです。

「顔面神経」という神経は、脳から顔面の筋肉に向かっております、その筋肉を動かすための命令を伝える運動神経です。

だから顔面神経に傷害があっても顔に痛みを起こすことはありません。この病気は顔面筋の麻痺を生じ顔の筋肉の動きが悪くなる「顔面神経麻痺」という病気です。

発症の初期は、たまにしか症状が現れませんが、進行するにつれて発症頻度が高くなり、片眼をつぶってしまうほど顔が引きつる症状にもなり、人前に出にくくなったり、車の運転が難しくなったりするなど、日常生活にも支障をきたすようになります。また就寝中にまで及ぶこともありますので苦痛な生活を送ることになります。

40代以降の中高年齢層に発症が多く、男性よりも女性に多くみられようです。初期症状があれば、早めに医師(神経内科や脳神経外科)に相談することをお勧めします。

★ まぶたへの顔面神経痛の初期症状についてもう少し詳しく書きましょう。

目の初期症状としては片方のまぶたが軽くピクピクと痙攣する程度ですが、目だけではなく、同じ側の頬、額、口、顎へと次第に範囲が広がってきます。症状がさらに進行すると、片眼瞼がつぶったままになったり、顔が引きつったりゆがんだりします。さらには、耳鳴りがしたりする場合もあります。

専門医にいくと問診や視診などにより詳しく診断します。診察時に症状が現れない場合には、眼をギュッとつぶってパッと開く動作・口を真一文字に引き伸ばす動作等をすることによって、瞼下の痙攣を誘発する確認を実施する診断を行います。

さらに詳しい検査としては、CT・MRI・MRAなどの画像診断を行い、顔面神経を圧迫している血管の状態や脳腫瘍などの可能性の有無を詳しく調べます。

参考までに「顔面神経」とはどんな神経なのか、もう少し詳しく説明します。
脳神経の末梢神経は12本あり、「顔面神経」は脳神経の末梢神経の一つで顔面神経は7番目の神経です。

「顔面神経」は主に「笑顔」などの表情を作り出す筋肉、表情筋の運動をつかさどっています。この筋肉が顔の表情を作っているのですから、異常が生ずれば思うような顔の表情は作れなくなってしまいます。