肺気腫の記事一覧

肺気腫の症状は、見過ごしてしまいがちな、ありふれた症状のため、多くは、肺気腫の発見が遅れてしまいます。

また、肺には神経が有りませんので、肺からの痛みは感じないそうで、胸が痛いというよりは、呼吸が苦しいという感じになります。
胸に痛みがあるとすれば、肺の痛みでは無く、廻りの横隔膜とか気管支に問題が有る場合に、痛みが感じられます、

ここでは、肺気腫に罹った際の症状、「痛み」について学びましょう。

 

 

■□ 肺気腫は、重症化するまでは、痛みもなく症状が出ない

肺気腫という病気は、相当に重症化するまでは、痛みはもちろんのこと、症状らしい症状が出ないのが普通です。
このように、自覚j症状として出ないことが、治療の機会を逸し、重症化して初めて肺気腫と診断される、これほど恐れられる病気はない、とも言われております。

肺気腫、その発症原因は主にタバコの喫煙です。
然し症状が出るのは、喫煙を始めてから、早くても十年くらい後、という実に気の長い病気でもあるので、喫煙者はその危険性に気づいていないか、あるいは気づかないふり、をしているのが現状である様です。

喫煙者は、いずれは発病する可能性が高い、恐ろしい病気ですが、ヘビースモーカーなのに、発病に至らず寿命で亡くなる人も多いのも事実で、そのことが喫煙者の自信過剰になるような、錯覚を与えるのである。

もし、早いうちに痛みでも出る病気であれば、イエローカードを出せますが、かなり症状が進んだ状態でも、若干の疲れや息切れを感じる程度で、普通では問題にしない程度なのです。

それに、潜伏期間が長いため、そんな症状を訴える頃には、高齢となっているので、多くは歳のせいにしがです。
しかし、その間にも肺気腫は確実に悪化が進行して行きますので、できるだけ早い時期の「禁煙」が必要なのです。
 

■□ 「禁煙」が、肺気腫予防の基本です。

肺気腫の最大の原因は、喫煙です、習慣となった喫煙を絶つことが、肺気腫の進行を大幅に遅らせる最大の予防策です。

ニコチン依存症と言う、最悪な状態になってしまうと、禁煙すること自体も難しくなります、とにかく一刻も早く「禁煙外来」のある病院で、専門医の「ニコチン代替療法」などの禁煙治療を薦めます。

とは言っても、現実には、肺気腫になり易い人と、肺気腫になり難い人がおります。
全ての人に対し、肺気腫になるからといって、「禁煙」を強要するというのは、無理がある気もしますが。

そこで提案です、喫煙者は、遅くとも40歳ごろまでに、肺のCTスキャンで検査を受けることをお勧め時ます。
この検査で肺気腫の、比較的早期の画像を、捉えることができます。

何度も言ってますが、喫煙者に、確りと認識して戴きたいことは、肺気腫の症状が認められる人は、そのまま喫煙し続けると、確実に肺気腫は進行し、大事になることです。

喫煙者は、痛みがなくとも、年に一度か、数年に一度はCTスキャン検査を受けるべきでしょう、肺気腫だけでなく「肺がん」などの、早期発見にも貢献できるでしょう。

 
■□ 肺気腫の進行程度による症状と、その違い

肺気腫には、痛みは有りませんが、進行具合により、「軽度」「中度」「重度」の3段階に、分けて管理しております。

【 軽 度 】
・咳・痰が出やすい
・軽い運動でも、息切れがする
【 中 度 】
・咳や痰が出て止まらない
・日常的な動作をしただけで、息切れがする
【 重 度 】
・身体が動かせず、寝たきりになる
・重大な病気を併発してしまうする

肺気腫

肺気腫という病気は、ウイルスのように感染源があるものではありませんので、肺気腫患者の傍にいても感染はしません。

肺気腫は感染しなくても、重要なのは、風邪やインフルエンザなどの感染症です。

そもそも肺気腫は、高齢者に発病が多いです。高齢の方は、もともと体力が低下していることがあり、そこで感染症を起こすと、一気に体調が悪化してしまいます。

そこで、肺気腫患者の感染予防について、心がけたい重要なことを紹介したいと思います。

 

 

■□ 肺気腫患者は、感染予防がポイントです。

肺気腫に罹ってしまうと、患者の身体は抵抗力が低下します、その結果としてインフルエンザや肺炎などの感染症にかかり、合併症として命の危険もさらされる易くなります。

肺気腫患者は、どのようにして感染予防に気をつければよいのでしょうか。
ご自身、あるいは家族に肺気腫患者が居られる場合に、合併症に気をつけたい、感染予防のポイントは、以下の点を参考になさってください。
●積極的にワクチン接種を受けましょう。

感染予防にはワクチン接種が効果的です。特に細菌やウィルスが流行る前に、積極的にワクチン接種を受けてください。
特に、厚生労働省では、2014年度から、65歳以上の方に「肺炎球菌」の予防接種を呼びかけております。

●積極的に運動をしましょう。

散歩程度の運動でも、継続的に行っていくことで強い体を作ることができます。
運動の習慣化は肺気腫で弱った体を強くすることができ、結果として感染予防することができます。

●食事は確りとを摂りましょう。

食事さえも億劫になってしまうことがある、肺気腫と言う病気です。食事の動作そのものが息苦しくなり、体の負担になってしまうのです。
身体の抵抗力は食べることで支えられています。感染予防のためには、しっかり食事を食べるように努力してください。

●うがい・手洗いは欠かさず実施です。

最もシンプルな感染予防の方法が、うがい・手洗いです。
手や喉の細菌を一気に洗い流し、感染予防をしてくれます。外から返ったら、必ず行うよう習慣化しましょう。

 

 

■□ 「肺炎」を起こすしくみや症状を少し詳しく

肺炎と聞いても、「風邪をこじらせたら?」「冬に多い病気だろう?」と、意外と簡単に思われている方も多いのが実態です。

肺炎の原因は、細菌やウイルスなどが、身体に入り込んで起こる肺の炎症で、症状としては、発熱・咳・痰・息苦しさ・胸の痛み などがあげられます。

この原因となる細菌やウイルスは、人の身体や日常生活の場に常に存在しており、身体の免疫力が弱まった時に感染しやすく、普段は元気に暮らしている方でも、持病の悪化・体調不良 などが、切っ掛けとなり、感染する可能性があります。

いわば肺炎は、意外と身近な病気であって、重症化すると命にも関わる、大変危険な病気でもあるのです。

また、肺炎の原因菌で最も多いのは、「肺炎球菌」です。

この様なことから、厚生労働省では、平成26年10月より高齢者の肺炎球菌感染症の、定期接種への取り組みを始めました。

 

 

■□ 肺気腫の原因の、タバコは感染します

肺気腫の感染はありませんが、その原因であるタバコは感染(病気ではなく習慣が)します。
大抵の喫煙者は、大人の人がタバコを吸っているのを見て、見よう見まねで、自分も吸い始めたものと思います。

最初は、むせて苦いばかりで、不味いとしか感じなかったはずですが、そのうちに慣れてきて、離れられなくなります。
それは、タバコも一種の麻薬だけからです。

タバコは、強力な習慣性のある麻薬の様なもので、一度吸い始めたらたら「禁煙」するのは大変難しく、危険が伴う有害物質と、解っていても止めるのは容易ではありません。

肺気腫

肺気腫と言う病気は、重症化するまでは、あまり症状が表に出ないのが特徴です。
従って、家族が肺気腫になり、入院する事態になるのは、次の2点です。

①突然の発作で担ぎ込まれる場合。

②末期で最終治療に入る場合。

ここでは、肺気腫で家族が入院する際の、対応についてどうすべきか、それを紹介したいと思います。

医師

 

■□ 肺気腫による入院とは、何を意味する

ウイルスによる炎症のように、肺気腫と言う病気は、その原因を解消すれば元に回復する、というものではありません。
原因のほとんどが、「喫煙」と言われる肺気腫ですが、だからと言って、「喫煙」を止め「禁煙」するというのは、その時点で「喫煙」による進行を遅くするだけです。

肺気腫は「肺胞」と呼ばれる、肺の中にある部位が有毒物質により、破壊され機能の低下する現象であって、実際には病気というよりは、症状と言うべきかもしれません。

と言うことは、肺気腫で入院するということは、肺気腫を治すことを意味した療養ではないのです。
肺気腫の発作が起きて、命が危ない様な場合などは、応急処置をするための目的で、入院することになりますが、それは単に発作を止めるだけの目的の入院です。

それ以外での入院は、肺気腫が末期となり、自宅療養では命に危険があると判断された場合や、もう、普通の生活は困難・不可能となった場合です。

破壊された「肺胞」の再生は難しいので、肺気腫は、重症になれば重症のままで、良くはなりませんす。
生命を維持するに、十分な酸素の取り入れが難しくなれば、ずっと、そのままに酸素マスクをつけて生活することなります。

入院だけではなく、最近この様に、自宅生活をする、患者さんが増えましたね。

この様な病態での、自宅療養生活は長続きはせず、体力衰弱も増して入院するのですから、治療を目的としてではなく、症状を緩和する療養生活が目的となるのです。

自宅療養で、介護されていた家族は、どの様に対応すれば良いのか、とても気になるところです。

 
■□ 処方薬は、必ず処方どおりに飲む事です。

医師は、肺気腫患者の症状から判断し、薬を処方します。

在宅ですと、本人のわがままもあり、なかなか処方どおりに飲まれないことが多々あります。

これが問題なのです、医師からしてみれば、投薬することにより、肺気腫の改善目標を立てているわけですから、期待効果の結果が解りません。

と言うことは、今の肺気腫の症状を緩和したりすることは、出き無いことになります、これでは良くなるどころか、悪化するのを進行させることになります。

看護される家族は、肺気腫患者以上に、このことを確りと認識して、看護にあたってください。

 

 

■□ 入院を回避するために・・・努力することは

入院を回避するためには、患者自身が努力することがあります。
肺気腫の合併症や、症状の悪化を予防するための、強い身体を作る努力を、普段から怠らないという努力です。

例えば感染症は、病気や高齢による体力の低下が、原因でリスクが高まりますし、

外敵に対して、十分に対処する身体が、出きてないことですあります。

症状の悪化は、患者自身の病気になってからの、生活習慣に大きく依存するもので、引き篭もってばかりで、運動も無しならば、病気は悪化してしまうばかりなのです。

この積重ねが、病気が病気を呼び症状が悪化、入院する羽目になってしまうのです。
肺気腫の治療は、自発的に強い身体を作る「行動」と「意識」が大事です。

病気で落ち込まない、病気に負けない、前向きな心を持つことが、健康に大きく影響し、入院回避の力となるのです。

笑う3 医師・検査

 

■□ 訪問看護も気軽に相談してみましょう。

在宅看護が負担になる、自身が無いという方は、訪問看護のサービスも受けることが可能です。

訪問看護サービスについては、「介護保険」の適用も出来ると思いますので、市町村の窓口に相談された方が良いでしょう。

そこで、肺気腫の訪問介護について、ケアマネージャーの方に相談してみる事です。

 

肺気腫予防の基本は、禁煙ですから今すぐ始めて欲しい。

最たる肺気腫の原因は、喫煙と言われています、習慣となった喫煙を絶つことが、肺気腫の発症を遅らせる最大の対策なのです。

認識して戴きたいのは、喫煙者で肺気腫の症状が認められる人は、そのまま喫煙し続けると、間違いなく肺気腫は進行しますので、喫煙者は、年に一度か、数年に一度はCTスキャン検査を受けて下さい。

 

肺気腫

「肺気腫」であることさえ気づかずに、咳や息切れ・呼吸困難で苦しんでいる方ももおられるようです。

肺気腫と言う病気は、「肺胞」の壁が破壊することにより、「呼吸細気管支」が異状に拡張して、息切れや呼吸困難などの症状が起こる病気です。

「肺胞」は、肺の中で直接酸素と二酸化炭素の交換をしている、大切な部位であるのですが、一度破壊されると回復することができなません。

そのため、肺気腫は完治不能の病気とされています、現状においては、早期発見・早期治療が求められる病気のひとつです。

ここでは、肺気腫が呼吸困難を起こす、メカニズムの付いて説明したいと思います。

 
■□ 肺気腫とは、慢性閉塞性肺疾患(COPD)とは

「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」は、以前は「肺気腫」および「慢性気管支炎」と呼ばれていた疾患ですが、両疾患とも原因が共通であることから、総称として使われるようになりました。

「肺気腫」は、肺の破壊を伴う末梢気腔の拡大を特徴とする疾患であり、「慢性気管支炎」は、気管や気管支が慢性的に炎症を起こし、咳や痰が続く疾患であります。

この「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」の罹患者は、日本では500万人以上と推計されており、糖尿病患者数に匹敵するほどの数です。
然しながら、実際に治療を受けているのは、2005年の厚生労働省統計では、わずか約22万人程とかなり少数です。

この病気の問題とされるのは、ある程度進行しないと、自覚症状が現れないことで、実際の治療者の少ないのも、これが要因なのでしょうか。

「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」に罹る原因は、タバコの煙やアスベストなどの有害粒子・ガスで、また特徴として進行性の「気流制限(閉塞性障害)」があることです。

喫煙者の有病率は12%と非常に高く、また高年齢程有病者が多い(60歳代で13%、70歳代は 17%)疾患です。

さらには、完治不能の疾患で、進行すると息切れなどから日常生活に支障を来し、更に進行すると入院加療を余儀なくされるまで重症化し、最後には死亡に至ります。
患者さんの予後は、いかに早期診断し、適切に治療するかで大きく変わってきます。

このように、非常に身近な疾患なのですが、日本では認知度はまだまだ低く、また主な原因が喫煙であることから、厚生労働省には、「生活習慣病」の1つとして位置づけるよう、働きかけておる様です。
喫煙は完全に中止すべきです。

肺気腫の発症と呼吸困難を引き起こす、メカニズムについては、自項目で説明いたします。

 

 

■□ 肺気腫の発症と呼吸困難のメカニズム

肺気腫の発症メカニズムは、いたって簡単・明瞭です。
肺の機能は、呼吸することで、吸った空気から酸素を遊離して取り込み、かわりに二酸化炭素を空気に混ぜて体外に吐き出します。
この呼吸のメカニズムズムを支えるのが、肺の中に存在する「肺胞」という組織ですが、肺気腫はこの「肺胞」が広範囲に渡って破壊されて、呼吸機能を低下を引き起こすことで発症する病気です。

人間は呼吸によって、鼻や口から空気を吸い込みます。この空気は、酸素・窒素・二酸化炭素・ほこり 等で形成されていますが、身体には、不要な「ほこり」などを濾過して酸素だけを取り込みます。

しかし、「タバコ」を吸うことで、タバコの煙に含まれる、ニコチンなどの多くの有害物質が、肺に入り込んで「肺胞」を破壊したり、その機能を低下させたりして、肺気腫の症状を次第に進行悪化させていきます。

鼻・気道それに「肺」自体にも、それらの有害物質を閉め出す機能はあるのですが、「タバコ」のよう反復して侵入が行われると、次第に有害物質の排除機能が麻痺して、有害物質の侵入を許してしまい、肺胞を破壊していきます。

このシステムのメカニズムは、有害物質のほとんどを排除しているために、肺気腫の進行は非常にゆっくりとしたものです。
ヘビースモーカーと呼ばれる喫煙者ですら、何十年もかかって進行化するため、喫煙者にはなかなかそのメカニズムと脅威を認め難く、タバコの害を軽視したりし、喫煙を続ける人が多い状況にあるのです。

従って、喫煙者のほとんどが肺気腫の潜在的な患者とみなしても、過言とは言えないでしょう。

 

 

■□ 肺気腫の進行程度による症状

肺気腫は、進行程度により、「軽度」「中度」「重度」の3段階に、分けて管理しております。

【 軽 度 】・咳・痰が出やすい・軽い運動でも、息切れがする

【 中 度 】・咳や痰が出て止まらない・日常的な動作でも、息切れがする

【 重 度 】・身体が動かせず、寝たきりになる・重大な病気を併発する
■□ 禁煙が、肺気腫予防の基本です

肺気腫の原因の最たるものが、喫煙です、習慣となった喫煙を絶つことが、肺気腫の発症を遅らせる最大の対策です。
ニコチン依存症の状態にならないためにも、一刻も早く「禁煙外来」のある病院で、専門医の禁煙治療を受診してください。

認識して欲しいことは、喫煙者で肺気腫の症状が認められる人は、そのまま喫煙し続けると、確実に肺気腫は進行し、大事に至るということです。

喫煙者は、年に一度か、数年に一度はCTスキャン検査を受けるべきでしょう、肺気腫だけでなく「肺がん」などの、早期発見に貢献できるでしょう。

また、「受動喫煙」の怖さのことを考えれば、吸わない人への十分な配慮をお願いしたいものです。

肺気腫

肺気腫の進行に伴い、自発呼吸だけでは、十分な酸素の取込みができないと、リザーバーマスクを装着し、酸素の供給をサポートする必要があります。

リザーバーマスクは、一度の呼吸で足りない分の酸素を補充するための、酸素袋がついたマスクで、これにより肺気腫患者は十分な量の空気を取り入れることができるようになります。

ここでは、肺気腫患者に対して、リザーバーマスク使用が有効あることについて、説明したいと思います。

 

■□ リザーバーマスクとは何か、その目的は?

序文にも書きましたが、リザーバーマスクの使用目的は、
肺気腫患者は、ガス交換を行う肺胞が破壊されたため、酸素を十分に体に取り込むことができ無いために、酸素供給の補助をおこなうためです。

呼吸困難の人に対しては、通常、酸素マスクがつけられますが、それは呼吸機能が正常で、単に気を失っていたり、呼吸が不確かな人に使用されるものです。

しかし、肺気腫患者は、肺胞という細胞が破壊されているために、呼吸しても十分に酸素を取り込めず、酸素不足で血中酸素濃度が低下する病気です。

この肺気腫患者に通常の酸素マスクをつけても、十分に酸素を取り込めないことがあります。
そこで、一度の呼吸で大量の空気を換気できるように、リザーバーマスクを使用して、肺気腫の人でも十分な酸素を取り込めるようにするのです。

リザーバーマスクの形状は、通常の、鼻と口を覆う酸素マスクに酸素袋がついたものですが、この空気袋の形状や容量は用途によって色々ですが、基本的には呼吸する酸素の量を補う目的で作られています。

このリザーバーが無いと患者は、空気不足に陥るか、酸素含有量が少ない大気を取り込んでしまい、結果的には酸素不足に陥ることになりますので、重症の肺気腫患者の治療には、このリザーバーマスクは手放せません。

この様に、リザーバーマスクの装着で、十分な酸素を送り込み、低酸素状態の身体になることを防ぎます。

低酸素状態では身体のエネルギーが不足し、内臓に大きな負担を与えることになります。
心臓は血圧を上げ、身体の低酸素状態を改善しようとしますが、それがかえって負担となり、心不全を招くことがあります。
高齢者であるほど、そのような状況は避けるべきで、早急なリザーバーマスクによる酸素吸引を行う必要があるのです。

リザーバーマスクは、どうしても急病や重篤な患者に装着するイメージがありますが、高齢の肺気腫患者には必要となるのです。

 

 

■□ 酸素投与で期待出来る、患者への効果。 

参考に、リザーバーマスク装着までには至らない、肺気腫患者に対して行われる治療に、在宅酸素療法があります。

この素療法は、家庭生活や職場への復帰可能となるために、今では多くの肺気腫患者から利用され、生活の質 “Quality of Life”を、大きく高めるておられます。

在宅酸素療法の酸素投与で、期待出来る具体的効果は以下の通りです。

・息切れの改善
・活き活き生活の実現(携帯酸素ボンベで、社会復帰が可能)
・記憶力、注意力の改善
・入院治療の削減
・長命期待が可能(肺気腫と言って、あきらめる必要がない)

なお、一度酸素療法を選択すると、個人差はあるものの、原則として永久に酸素ボンベが手放せなくなります。

肺気腫

酸素療法とは、肺気腫患者の重症化で、正常に機能する肺胞が少ない状態のなかで、生命活動を何とか継続維持させるために、高濃度の酸素を肺に送り込んで、効率的な酸素吸収を行わせる治療方法です。

酸素療法は、あくまでも対症療法でありますので、酸素投与を続けても、肺気腫が治るというものではないことを、まず理解して戴きたいと思います。

逆に言えば、酸素療法を使わざるを得ない状態の患者は、酸素投与を中断すると、この療法によってこれまで供給できていた、酸素量が取り入れられなくなり、その結果と症状の悪化、もしくは死に至る可能性が十分にあるのです。

ここでは、肺気腫患者に対する、酸素投与の注意点を纏めましたので、在宅酸素療法に役立てて戴きたいと思います。

 

 

■□ 在宅酸素療法の、具体的な方法。

別名ほっと、【HOT(Home Oxygen Therapy)】とも呼ばれる、在宅酸素療法は、文字通り病院ではなく、在宅で酸素投与する治療法です。

患者の病状は安定していはいるものの、肺胞の破壊で、肺の機能低下が起きているために、酸素を十分に体の中に取り込めない、長期入院を余儀なくされている患者に対して、長期にわたり酸素ボンベを傍に置きながら、ご自宅で酸素吸入をする治療法が在宅酸素療法です。

在宅酸素療法によって、患者とその家族にとり、本来の人間的なあたりまえの家庭生活が可能になる、その意義は、医学的にも社会的にも高く評価され、多くの患者とその家族周辺から感謝されております。

酸素ボンベを手放さず、酸素を吸入するのは、「息苦しさの改善」だけでは無く、呼吸機能低下によって、血液中の酸素濃度が不足するために、高濃度の酸素投与する必要があるためなのです。

血液中の酸素不足を長く続ける状態は、肺以外の臓器にも負荷が増し、多くの合併症(高血圧・心不全・脳卒中・狭心症・急性心筋梗塞など)を引き起こす危険性があるのです。

酸素を常に吸うことで、酸素投与への依存症になったり、肺機能が弱まったりすることは有りませんし、むしろ、そのまま我慢して居ることよりも、酸素を吸っていた方が、治療効果が得られるのです。

 

 

■□ 酸素投与で期待出来る、患者への効果。 

在宅酸素療法は、今では多くの肺気腫患者から利用され、家庭生活や職場への復帰可能となり、生活の質 “Quality of Life”を、大きく高める効果が出てます。

在宅酸素療法の酸素投与で、期待出来る具体的効果は以下の通りです。

・息切れの改善
・活き活き生活の実現(携帯酸素ボンベで、社会復帰が可能)
・記憶力、注意力の改善
・入院治療の削減
・長命期待が可能(肺気腫と言って、あきらめる必要がない)
なお、肺容量減少術などで、肺気腫の症状が緩和され、酸素投与の必要がなくなるケースもありますが、一度酸素療法を選択すると、個人差はあるものの、原則として永久に酸素ボンベが手放せなくなります。

 

■□ 酸素投与上での注意点。

酸素投与を行う場合、低流量酸素から投入するのが大切な注意点です。

これは、肺気腫患者にいきなり高容量酸素を投与すると、「CO2ナルコーシス」になって、呼吸が止まってしまう恐れがあるので、徐々に酸素投与量を必要最低限のところまでに、増やしていく方法をとるのです。

もう少し詳しく説明しますと、呼吸とは、酸素を吸って、二酸化炭素を吐き出すというです。

「酸素が足りない」と感じることで、脳から呼吸の命令が出ます。
しかし、酸素投与による方法で、突然酸素が足りてしまうと、脳は「酸素が足りたから、そんなに呼吸は要らない」という間違った命令を、肺気腫患者の肺にだしてしまいます。

その命令により、呼吸回数が減り、身体から出すべき二酸化炭素が、体内にどんどんたまっていってしまいます。
その結果、意識が遠のき、最終的には呼吸をしなくなって、死にいたるケースがあるのです。

従って、酸素投与は少しづつ増やしていかなくてはならないのです。

肺気腫

職場や行政では、毎年定期健康診断の際に、胸部レントゲン検査を実施しております。

もともと定期健康診断の胸部レントゲン検査は、肺結核を見つける目的で始まったものでしたが、当時と比べれば、肺結核患者数は激減しております(昨今は若者を中心に、広がる傾向にもあります)。

それにもかかわらず、胸部レントゲン線検査を、今でも実施しているのは訳があるのです、別の用途があって継続しているのです。
肺に関する病気は様々なタイプがあり、肺炎・肺癌・気胸 等も、胸部レントゲン検査で知ることができるし、肺以外に心臓や肺の間にある縦隔などの器官の病気についても、様々な情報を得ることが可能なために、今でも幅広く医療に役立てておるからです。

それでは、肺気腫については、どうでしょうか。
ここでは、胸部レントゲン検査は、肺気腫の何が解るかについて、以下に説明いたしております。

 
■□ 胸部レントゲンは、どのような検査でしょうか。

皆さんは、最低でも一回以上は、定期健康診断などでレントゲンを撮った、経験はお有りのはずです。

レントゲンは、立ったままで、正面像・側面像、場合によっては、側臥位(検査台に寝て横向き)の像を撮影します。
画像がぶれるのを防ぐ為に、撮影のときは息をしっかりと、止めることが必要です。

正面撮影では、胸側にフィルムを置き、背中側からX線を照射します、この時に注意することは、大きく息を吸い、確りと息を止めたところで撮影することです。

正面像では、判定が難しい変化を見つける為に、身体を横に向きを変え、側面像を同じようにして撮影することもあります。
正面像だとで重なって写る、肺・心臓・横隔膜・助骨などを、側面像で補うことができるのです。

 
■□ 胸部レントゲン検査で、肺気腫の何がわかる。

胸部レントゲン検査の写真で、異常が見つかり疑われる病気は、次の通りです。

・ 肺 … 肺気腫・肺結核・肺炎・気管支炎・肺癌・気胸・胸膜炎・胸水 などの病気
・心臓… 心肥大・心拡大・胸部大動脈瘤 などの病気

黒く映っていれば、肺内の空気が多いとみなし、肺気腫・気胸・気管支拡張症・胸水 等の病気を疑います。
などの病気を疑います。

具体的に肺気腫に特化して説明します。

胸部レントゲン検査で発覚可能な肺気腫は、中度以上に進行している肺気腫であり、軽度の肺気腫を診断することは難しいようです。

それは、 軽度の肺気腫は、患者の自覚症状もはっきりしてないので、ちょっとおかしい状態があっても、『 何だろう、 精密検査をしてみましょう!』と話しにはなりますが、患者側が時間が取れないとして、次年の定期健康診断まで引き延ばしてしまう、ケースが多いのです。

ですけれども、喫煙量やアスベストを吸った可能性、などの問診から肺気腫を疑い、肺活量検査でほぼ肺気腫を確信し、他の肺関連の病気を除外する意味で、胸部レントゲン検査を今でも用いているのです。

 
■□ 肺気腫の罹患を判断する過程はどの様に。

肺気腫の罹患確認は、定期健康診断の胸部レントゲン検査では、明確に判断できません。
そのために、外部症状・CT・呼吸機能検査・心電・打診および聴診 によって多面的に検査を行う必要があります。

胸部レントゲン検査では、呼吸運動による横隔膜の可動性の確認が参考になります。
呼吸運動の確認には、深吸気時および深呼気時の2枚のレントゲン写真を撮り、横隔膜の動きを確認します。両者の差が少なければ、呼吸に際して肺の伸縮が悪いという判断になります。

もちろん、胸部レントゲン写真だけで結論することは出来ませんので、さらにCT検査を行いことで、かなりの精度で肺気腫の罹患が判別できます。

肺気腫

自覚症状がはっきりしないために、「肺気腫」であることさえ気づかずに、咳や息切れ・呼吸困難に苦しんでいる方が居られます。
この様な、潜在的な肺気腫の患者数は、かなり多いものと推定されており、高齢化社会を迎えた現在、将来に向かってさらに患者数が、増加するものとみられております。

肺気腫は、「肺胞」の壁の破壊により、「呼吸細気管支」が異状に拡張して、息切れや呼吸困難などの症状が起こる病気です。
この「肺胞」は、肺の中で直接酸素と二酸化炭素の交換を司る、大切な部位であるのですが、一度破壊されてしまうと元に修復することができない臓器です。

そのため、肺気腫は完治不能の病気とされており、早期発見・早期治療が最も求められる病気の一つとなっております。

肺気腫患者は、中年以降の高齢男性に多く、喫煙との関連が大きく左右される病気で、肺気腫患者の9割が、喫煙が原因と言われております、受動喫煙にも気を付けたいものです。

この様に、ほぼ年齢に比例して発症する、その理由をそう少し詳しく説明したいと思います。

 
■□ 肺気腫と言う病気は

肺気腫とは、慢性気管支炎と同様に「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」と呼ばれ、日本では500万人以上が、この「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」に罹患していると推計されており、糖尿病患者数に匹敵するほどの数です。

然しながら、実際に治療を受けているのは、2005年の厚生労働省統計では、わずか約22万人程とかなり少数です。

この病気の問題とされるのは、ある程度進行しないと(年齢を重ねないと)、自覚症状が現れないことが、実際の治療者数がの少ない理由なのです。

さらには、完治不能の疾患なので、進行すると息切れなどから日常生活に支障を来し、更に進行すると入院加療を余儀なくされ、重症化し最後には死亡に至ります。

患者さんの予後は、いかに早期診断し、適切に治療するかで大きく変わってきます。喫煙は完全に中止すべきです。

 
■□ 肺気腫が何故年齢に比例するか
喫煙習慣がある人なら、誰でも肺気腫を発症する可能性があります。
喫煙期間が長ければ長いほど、その可能性は高くなるため、年齢と発症確率は比例すると言ってもいいと思いますす。

もちろん確率ですから、実際は個人毎の条件で違います。高年齢の方であっても、ずっと喫煙してきたが肺気腫の症状など身に覚えがない、と言われる方がいますが、それは個々人の体質や、喫煙回数・喫煙の仕方 等で、肺気腫の発症にまだ至ってないだけであって、実は身体の中ではゆっくりと進行しているはずです。
もし、寿命が無限であるとすれば、喫煙習慣がある方は、全員が必ず生きているうちに肺気腫になるはずです。もっとも、その前に癌などの別の病気に罹り、亡くなりと思いますが。

ヘビースモーカーでありながら、肺気腫にならずに寿命で亡くなったような方は、肺気腫の発症よりも、寿命の方が早く来ただけのことで、決して肺気腫にならない訳ではなく、肺気腫の発病の早い遅いは、体質によるものでもあるのです。

肺気腫は喫煙未経験者でも、全肺気腫患者数の1割程度は罹患しておりますが、そういう方は大気汚染がひどい環境下におられたり、炭坑労働や塵肺条件が酷い仕事をしていたり、単純に本人の体質が肺気腫に罹り易かっただけで、基本的には喫煙習慣がある方と同じなのです。
つまりは、長く続ければ続けるほど、年齢が高くなるほど、肺気腫が発症しやすくなります。

肺気腫は、重症にならないと症状が自覚されない病気です。ある程度進行しても何も起こらないので、喫煙する人は自分だけは大丈夫と考えがちですが、そういう人でも中程度まで進行している可能性があります。
受動喫煙のことも考慮し喫煙はできるだけ早くやめるべきなのです。

 

■□ 肺気腫の診断と検査は、どのように

肺気腫の診断は症状・身体所見によって行い、検査は主として「スパイロ検査」肺機能検査と「画像検査」胸部画像診断によって診断が行われます。

主な症状としては、咳・痰・喘息・労作時の呼吸困難 などが伴い、重症化すると、チアノーゼ・下腿の浮腫・体重の減少又は増加 といった特徴があります。

診察と検査の所見としては、胸郭前後径の拡大、頸部の呼吸補助筋の緊張、口すぼめ呼吸、聴診での呼吸音の減弱、呼気延長 などです。

肺気腫

「タバコ」が、最たる原因で、「死より怖い病気」という、別名が付けられている「肺気腫」ですが、厚生労働省では、日本名を決める過程で「たばこ病」というネーミングも考えていた位の厄介な病気なのです。

タバコの煙には、約4千種に及ぶ化学物質が含まれており、取り立てて人体に悪影響を及ぼすのは、ニコチン・タール・一酸化炭素であります。
肺気腫や気管支炎の「POCD(慢性閉塞性肺疾患)」は、これらの有害な物質が、気管支や肺を傷つけることにより、肺胞の崩壊・気管支の炎症を起こして、病気にしているのです。
「タバコ」喫煙者に限った問題ではなく、禁煙している人の「受動喫煙」による発症も、決して見逃すことはできません。

ここでは、血中酸素濃度について、肺気腫患者が知っておくべきことを以下に説明しております。

 

 

■□ 血中酸素濃度を測定で肺気腫の進行程度が解る。

肺気腫の悪化程度の確認には、血中酸素濃度を測定すればすぐに解ります。
肺気腫が悪化すると、血中酸素濃度が低下します、その結果、体調不良や息切れを招きます。

血中酸素濃度とは、血液中の酸素濃度を示す用語ですが、酸素だけではなく二酸化炭素量も対象になっています。

正常値とされる血中酸素濃度は、普通の人で96%~100%とされていて、この数値が90%を割った場合には、相当危険な状態であると言われています。

肺気腫だけに限らず血中酸素濃度は、色々な要因で上下しています。
例えば、タバコを吸っただけでも、簡単に下がりますし、ゆっくりと深呼吸する事で上げることができます。

また、100%を越える場合もあり、それは過酸素といって、やはり異常な症状です。
血中酸素濃度が80%を切ると、人工呼吸が必要になります。そのままにしておくと、最悪の場合死に至る可能性があります。

 

 

■□ 肺気腫患者の血中酸素濃度低下対策

血中酸素濃度が低下した場合は、普通の人なら深呼吸をするだけでもかなり改善するものです。

然し、肺気腫の悪化で、肺が酸素を取り入れにくい状態の場合は、深呼吸だけでは不足しますので、かかり付けの医院に入院をお勧めします。
難しい場合は、酸素マスクで高濃度の酸素を直接供給する、応急措置をすることになりますが、この場合は中止したら元に戻るため、継続して使用する必要があります。

血中酸素濃度は、割合に簡単な機器で計ることができ、市販もされていますが、普通の生活ではあまり意味がないため、家庭に常備する必要はありません。
むしろ、かかり付けの医師と相談し、酸素濃縮器・酸素ボンベを常備する方が、簡単で便利です。

 

 

■□  酸素濃縮器・酸素ボンベとはどの様なもの?

「在宅酸素療法」と言っておりますが、、
部屋の空気を取り込んで窒素を取り除き、酸素を濃縮して供給するシステムで、外出・停電時はポータブル型やトランスポータブル型の酸素濃縮器か、携帯用酸素ボンベを併用します。

「肺気腫」特有の息苦しさから解放され、自宅周りの歩行はもちろんの事、長時間の外出も可能となるのです。

以下にそのメリットを列記します。

①操作が簡便であること。
②比較的容易に連続使用が可能であること。
③ポータブル型は、移動にも便利で、飛行機への持込も可能です。
④酸素ボンベは長期保存が可能です。
⑤点検は簡単であるうえに、廉価でもあります。

肺気腫

「COPD」と言う名称は、21世紀に入ってから定義づけられた、新しい名称で、肺気腫や気管支炎と呼ばれていた病気を総括して、慢性気管支炎の概念を「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」として統一したものです。
然し、今、まだ「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」という名前としては、まだ一般的にはなってないようです。

「COPD」は、日本男性の死亡原因の第7位にランクされおり、腎臓や肝臓の病気よりも多く、決して他人事で済ますことのできない厄介な病気で有ります。

特に、「肺気腫」には、「死より怖い病気」という、別名が付けられている程で、厚生労働省では、日本名を決める過程で「たばこ病」というネーミングも考えていた位の厄介な病気なのです。
すなわち「タバコ」が、肺気腫になる、原因の最たるものと言えるのです。

タバコの煙には、約4千種に及ぶ化学物質が含まれており、取り立てて人体に悪影響を及ぼすのは、ニコチン・タール・一酸化炭素であ有ります。
これらの有害な物質が、気管支や肺を傷つけることにより、肺胞の崩壊・気管支の炎症を起こして、肺気腫や気管支炎の「POCD(慢性閉塞性肺疾患)」の病気にしているのです。
喫煙者に限った問題ではなく、禁煙している人の「受動喫煙」による発症も、決して見逃せることはできません。

このように、有害な化学物質が、数多く含まれているにもかかわらず、厚生労働省は販売を認めていること事態、おかしな気がししてなりません。
何はともあれ、世界からタバコを抹消し、喫煙者がなくなることを願って居る、自分でも有るのです。

ここでは、肺気腫患者に対する、在宅酸素療法について、紹介をしていきたいと思います。

 

 

■□ 在宅酸素療法とは、具体的にはどんな方法。

在宅酸素療法は、別名ほっと、【HOT(Home Oxygen Therapy)】とも呼ばれておる、病院ではなく在宅で酸素吸入をする治療法です。

在宅酸素療法とは、病状は安定してい入るものの、肺胞の破壊で、肺の機能低下が起きているために、酸素を十分に体の中に取り込めない、長期入院を余儀なくされている患者に対して、長期にわたり酸素ボンベを傍に置きながら、ご自宅酸素吸入をする治療法です。
患者とその家族にとって、本来の人間的な家庭生活が可能になり、その意義は、医学的にも社会的にも高く評価されております。

酸素ボンベを手放さず、酸素を吸入するのは、「息苦しさを改善するため」だけでは無く、呼吸機能低下によって、血液中の酸素濃度が不足するために、高濃度の酸素を吸う必要があるためなのです。
血液が酸素不足のままの状態を長く続けると、肺以外の臓器にも負荷が増してきて、多くの合併症(高血圧・心不全・脳卒中・狭心症・急性心筋梗塞など)を引き起こす危険性があるのです。

酸素を常に吸うことで、酸素吸入への依存症になったり、肺機能が弱まったりすることは無く、むしろ我慢してそのままにしておくよりも、酸素を吸っていた方が、効果が得られるのです。

 

 

■□ 在宅酸素療法から期待可能な、患者への効果。 

今では、この治療法は多くの肺気腫患者が利用し、家庭生活や職場への復帰が可能となって、生活の質 “Quality of Life”を高める事ができております。
在宅酸素療法で、期待出来る効果は以下の通りです。

・息切れの改善
・活き活き生活の実現(携帯酸素ボンベで、社会復帰が可能)
・記憶力、注意力の改善
・入院治療の削減
・長命期待が可能(肺気腫と言って、あきらめる必要がない)

 

 

■□  酸素濃縮器・酸素ボンベとはどの様なもの?

部屋の空気を取り込んで窒素を取り除き、酸素を濃縮して供給するシステムで、外出・停電時はポータブル型やトランスポータブル型の酸素濃縮器か、携帯用酸素ボンベを併用します。

在宅酸素療法は、何といっても、「肺気腫」特有の息苦しさから解放され、自宅周りの歩行はもちろんの事、長時間の外出も可能となりました。

【 メリット 】

・操作が簡便
・比較的容易に連続使用可能
・ポータブル型は移動に便利で、飛行機への持込可能
・酸素ボンベは長期保存可能
・点検は簡単で、廉価

【 デメリット 】

・使用中、振動音・廃熱の発生(冷蔵庫程度)
・電気代が嵩み、停電時使用は負荷
・高流量の酸素吸入が必要な場合には不向き
・ボンベ交換が必要

 

 

■□  在宅酸素療法の社会的支援と費用

肺気腫患者の在宅酸素療法による治療は、健康保険は当然のこと、介護保険も適用されますので、病院とよく相談すると良いでしょう。

ちなみに、酸素濃縮器・酸素ボンベ設置に際しては、7~8万円要しますが、健康保険を適用すれば、1割または3割の負担で済むことになります。

肺気腫