肺気腫2の記事一覧

胸部X線検査は、一般診療や健康診断などでも実施される、単純撮影のことです。

X線には、人体を通り抜ける性質がありますがが、骨のように通り抜けにくい、
ところがあるため、通り抜けたX線を写し、画像で見ると、濃淡ができており、
このことを利用し、体内の様子を知ることができます。

X線検査の中でも、胸部X線検査は、検査方法では最も簡単でありますが、
肺・心臓・肺の間にある縦隔などの器官の病気について、画像から様々な情報を、
得ることができるので、今でも幅広く医療に利用し役立っております。

 
■□ レントゲン撮影は、どのような画像検査でしょうか。

どなたも、最低でも一回以上は、健康診断などでレントゲンを撮った経験は、
有ると思います。肺気腫の画像検査も、レントゲン撮影によって行います。

レントゲンは、立ったままで、正面像・側面像、場合によっては、検査台に寝て、
側臥位(横向き)の画像を撮影します。
画像がぶれるのを防ぐ為に、撮影のときは息をしっかりと、止めることが必要です。

正面撮影では、胸側にフィルムを置き、背中側からX線を照射します、
この時の注意点は、大きく息を吸い、確りと息を止めたところで撮影することです。

変化を見つける為に、正面像だけではなく、身体を横に向きを変えて、
側面像を同じようにして撮影します。
こうすることで、正面像で重なって写っている、肺・心臓・横隔膜・助骨などを、
側面像で補うことができるのです。

なお、側臥位での撮影は、胸水が疑われるときに、撮影されるもので、
胸水の溜まり具合を、良く判定することができます

 
■□ 胸部X線撮影の、画像検査で何が解りますか。

胸部X線撮影は、肺の病気の診断に有用されており、
画像に、白い影として写っていれば、映り肺がん・肺結核・肺炎 等を疑います。

黒く写ってるとすれば、肺内の空気が多いと言うことで、気胸・肺気腫 等の、
病気を疑います。気管支拡張症・胸水 等も、ここで指摘されます。

さらには、肺だけではなく、心臓や大血管も、一緒に写ることを活用して、
心臓弁膜症・拡張型心筋症・心筋梗塞 等々、心臓が拡大する病気を、画像から
発見するきっかけにもなります。

その上に、心不全が悪化していると、肺水腫になったり、胸水が貯留したり、
することも、胸部X線撮影の画像で解ります。

整理しますと、胸部X線撮影の画像で、異常が発見された場合に、、
・ 肺 … 肺気腫・肺結核・肺炎・気管支炎・肺癌・気胸・胸膜炎・胸水。
・心臓… 心肥大・心拡大・胸部大動脈瘤。
等々の病気が、疑われるのです。

 
■□ 胸部X線撮影の、画像検査での、結果の判定

異常のない健康な人は、胸部X線撮影の画像写真には、肺は黒く写り、
中心部の心臓などは白っぽく写ります。

腫瘍や炎症 等の病変が、肺にありますと、白い陰影になって写り、
肺がん 等は、不整な円形に近い白い影となり、
肺炎・肺結核 等は、境界がぼやけた、不明瞭な白い影となって写ります。

また、胸膜に空気が溜まる気胸では、肺の縮んだ様子が写ります。

この様にして、画像検査での、結果の判定っを行うのです。

肺気腫, 肺気腫2