スポーツの怪我は、一般的に次の2つに分けられます。

①スポーツ外傷・・一度の衝撃によって起こる、急性の怪我です。
痛みや腫れが、症状として、明らかに現れます。

②スポーツ障害・・繰り返し負荷がかかることでおこる、慢性の怪我です。
徐々に痛みの症状がが増してきます。

ここでは、スポーツで起きる、足首の怪我について、詳しく見ていきます。

 

 
★☆★ 足首の怪我に関係する、骨や筋肉や靭帯の、構成について。

足首は、脛の骨と踵の骨で構成され、踝周りの靭帯で、安定性を高めています。

脛(すね)の骨は、脛骨・腓骨、踵(かかと)の骨は、距骨・踵骨で、
踝(くるぶし)は、内踝・外踝で、構成されています。

靭帯は、外側に3つ、前距腓靭帯・踵腓靭帯・後距腓靭帯があり、
内側に1つ、三角靭帯があり、4つの靭帯があります。

 

 
★☆★ 足首の怪我で、一番損傷し易い、靭帯について少し詳しく。

足首の外側には、外踝・前距腓靭帯・踵腓靭帯・後距腓靭帯が、あります。

足首の外側は、比較的小さな靱帯が、分散して配置されておりますので、
個々の靱帯が、ダメージを受けやすい、構造になっています。

内反捻挫をした場合は、前距腓靱帯が損傷する、ケースが比較的に多いです。

一方、足首の内側には、 内果、三角靱帯が、ありますと前述しました。

足首の内側にある、三角靱帯は、深層・浅層の、2層で構成されており、
密集して付着しているために、外側に比べて怪我をすることは少ないです。

ランニング

 
★☆★ 足首の怪我で、捻挫が最も多い、スポーツ傷害です。

スポーツをする人にとり、足首の捻挫は、最も多いスポーツ傷害の怪我です。

飛び跳ねた際の、着地の失敗や、横への動きや、相手選手との接触 等々で、
足首の動きが強制され、靭帯が伸びたり・切れたり、所謂、靭帯損傷です。

靭帯は、外側の靭帯が、比較的損傷しやすいと言われております。
それは、骨の構造や、足首の関節可動域(動く範囲)によるもので、
その中でも、外踝の前側にある、前距腓靭帯が、一番多く損傷してしまい、
前距腓靭帯を中心に腫れがみられます。

このように、内側にひねる捻挫のことを、内反捻挫と呼び、外側にひねる捻挫を、
外反捻挫と呼んでおります。

脛骨と腓骨を結ぶ、脛腓靭帯は外踝の上にありますが、これが損傷してしまうと、
足を踏み込む時に痛む症状が、長引くことがあります。

内反・外反どちらの捻挫も、再発を予防するためには、バランストレーニング・
テーピングやサポーターによる安定性強化と筋力強化を行うことが重要です。

足首の捻挫を、何度も繰り返してしまうと、靭帯だけではなく、骨への影響も、
出てくる場合もあるので、注意なければなりません。

特に、内反捻挫の場合、足首を外側に動かすための筋肉、腓骨筋を強化すると、
再発予防につながりますので、強化に努めてください。