気づかないうちに、手首の親指側の付け根に、軟骨のような「しこり」が、出来ていたという経験はありませんか?

別に痛いわけでなかったので、気づくかないままに、ほっとくと治ったりするものですが・・・・・。
それは、もしかして、ガングリオン(結節腫)かもしれません。

 

◆ ガングリオン(結節腫)とは何でしょう。

手首や親指の付け根の部位できる、軟骨のようなゼリー状の「しこり」は、「ガングリオン」と言う病気です。
若い女性に罹り易く、まれに手首以外でも首や足、膝裏にもできる人もいるそうです。

ガングリオンと言う結節腫は、袋の中に水が溜まって腫れているだけなので痛みもなく、悪性のものでもありません。

とは言っても、大きくなってしまうと、見た目が気にななってきます。
手術で除去する方法もありますが、多くの場合は自然消滅しますので、無理に手術をする必要は無いと思います。

ストレスやホルモンバランス不安定が要因となり、血流障害が起きて、そこから脂肪腫や腫瘍ができてしまいます。
それが「ガングリオン」になる様です。

血流障害を解消さえすれば、自然治癒することがあるらしいので、「しびれ」や「痛み」が感じられない場合は、そのまま放って様子を見ていても大丈夫なようです。

現代社会では、ストレスが溜まる要因が確かにたくさんあり過ぎ、ストレスを溜めるなと言っても難しい状況ではありますが、リラックスする時間をできる限りとる様にする、努力も必要ででしょう。

 

◆ ガングリオンの治療方法

ガングリオンで、神経が圧迫されておりますと、かなり痛みは激しいようです。

でも、手首に痛みを感じなければ、そのまま放っておいてもかまいませんが、「しこり」が肥大化する様であれば、注射器で、「しこり」の中にあるゼリー状の物質を、吸引して取り除く必要があります。

手術を要する場合は、専門に罹って手術する必要があります。
手術は専門医で行わないと、再発や神経損傷などの合併症が起こることがありますので、必ず、手首を専門とする整形外科医で手術を行って下さい。

参考の為に、ガングリオンの外科的治療法は、健康保険の保険適用ができない場合もあるので、事前に医師と相談してみてください。

 

◆ ガングリオン手術の種類と費用

手首のガングリオンの手術には、穿刺手術、除去手術、レーザー手術の3種類の方法があります。

《 穿刺手術  》 手術費用は、2千円程度

この手術はガングリオンに針を刺し、中の液体を抜き取る手術で、日帰りの手術が可能なので、比較的安価で容易に手術ができます。
でも、この穿刺手術は再発率が高いので、繰り返し何度も通院することになると、その都度2千円程度の費用がかかることを承知しておく事が必要です。
《 除去手術  》 手術費用は、2万円~6万円程度

この除去手術は、皮膚を切開し、ガングリオンを袋ごとそっくり除去する手術です。

手術費用はガングリオンの大きさによって値段が大きく異なります。そして、保険が適用されませんので、他の手術に比べて費用がかさみます。
ガングリオンの大きさが5cm程度の場合、手術は日帰り可能ですが、大きさが10cm程度と大きい場合は、入院して手術を行う必要があるようです。

また、除去手術の費用に関しては病院毎の差も大きい様なので、事前に医者に相談してください。
《 レーザー手術  》 手術費用は、一回500円程度

レーザー手術は、低出力半導体レーザーを使用してガングリオンを消去する治療法です。
穿刺手術・除去手術にくらべて、ガングリオンの再発率が低く、後遺症や痛みも生じないので、最近は特に注目されている手術方法です。

この手術の難点は、一回の治療では終わらず、一ヶ月間の毎日通院期間が必要です、毎日の通院は、時間的にも・金銭的にも余裕がないと厳しい物と思われます。
当然費用は嵩むものと覚悟が必要でしょう。